セイバンの本革ランドセル HOMARE(ホマレ)アンティークコードバンを徹底調査

ほとんどのランドセルが人工皮革で作られているセイバンですが、このHOMARE(ホマレ)シリーズは本革を使った特別なランドセルです。

アンティークコードバンは、ランドセルの素材としては最高級の馬革(コードバン)を使用した高級モデル。

通常の人工皮革も得るよりも生産数が少ない関係で、昨年は夏休み頃に売り切れてしまったセイバンの隠れ人気ランドセルなんです!

セイバン自慢のコードバンランドセルの魅力とポイントを分かりやすく紹介します!

ホマレ アンティークコードバンの情報まとめ


価格 93,500円
84,150円
素材 コードバン(カブセのみ)、牛革
重さ 約1,550g
カラーバリエーション ブラック、キャメル、カーマインレッド

ホマレ アンティークコードバンはセイバンの中でも高級感が段違いのランドセル!

本革のランドセルといえば、工房系ブランドのランドセルを思い浮かべる方が多いと思います。

実は、セイバンでも本革ランドセルを作っているんですよね!

アンティークコードバンで使われている馬革は工房系ランドセル同様非常に傷に強く、手触りもつるっとしていてとても心地いい!

セイバン直営店で実物をチェックしてきたので、アンティークコードバンの詳細写真を載せますね◎
※ランドセルのデザインが旧式ですが、金具などは同じです!

アンティークコードバンは、かぶせの部分に馬革が使われています。

これは展示されている実際の写真。
少し遠くから見ても、高級感が段違いです。

ホマレアンティークコードバンで、個人的に注目してほしいのは金具部分。

他のランドセルはぴかぴかの金や銀ですが、ホマレシリーズは金具部分もこだわりのアンティークゴールド
質感が一気に増し、まさに骨董品のような美しさですよね。

ホマレ アンティークコードバンは機能面も優れた本革ランドセル!

コードバンランドセルは工房系ランドセルの方がカラーバリエーションも多く、有名なブランドが多いので、コードバンを狙っている方は工房系メインに考えている方も多いと思います。

工房系ブランドはランドセルを生産するラインや、背負安さを研究する規模がどうしても大手メーカーに負けるため、機能のみで比較するとどうしてもセイバンやフィットちゃんなどの方が優れているんですよね。

素材や見た目を優先するか、機能を優先するかはそれぞれの家庭で方針が違うと思いますが、どうせなら機能面も優れた本革ランドセルにしたいはず。

機能面も重視するならば、セイバンのアンティークコードバンはうってつけのランドセルです。

アンティークコードバンは、抗菌錠前とひねピタ、ブレスレザー以外のセイバンの機能のほとんどを搭載しています。

機能的には上位モデルにあたるモデルロイヤルと同じくらい機能性が高いので、快適に使える高機能モデルと言っても大丈夫だと思います。

特に、本革ランドセルなのに背カンが立ち上がり型なのは非常に高ポイントです。
セイバンは天使のはねという独自の立ち上がり背カンを採用していて、アンティークコードバンも例外ではありません。

子どもの体格や個人差もあるので何とも言えませんが、近年では背カンが立ち上がっている方がより身体にフィットし、背負いやすいと言われています。

先ほどから例に挙げている工房系ランドセルも立ち上がり型背カンが増えて来ましたが、天使のはね機能を採用しているのはもちろんセイバンだけです。

背負いやすさという意味でも、アンティークコードバンは本革ランドセルの中でも優れたモデルだと断言できます。

立ち上がり型背カン採用の本革工房系ブランドは?

立ち上がり背カンを採用している工房系ランドセルは、有名どころだと萬勇鞄、村瀬鞄行など。 最近の新ブランドだと、羽倉が採用しています。

今年になって工房系ブランドとして有名な土屋鞄も立ち上がり型背カンに切り替えました。

肩ベルトが持ち上がった状態で固定されているランドセルは増えていますが、やはり天使のはねの背負いやすさがまだトップレベルなんじゃないかなと思います。

◆萬勇鞄の詳細はこちらのページでチェック!

◆村瀬鞄行の詳細はこちらのページでチェック!

ホマレ アンティークコードバンのデメリットは?

機能性も高く、本革ランドセルが欲しい方には魅力的に見えるアンティークコードバン。

個人的に、コードバンのランドセルを検討している方に必ず候補に入れてほしいなと思うモデルなのですが、注意しておきたい点もいくつかあります。

悪い言い方をするとデメリットですが、それを踏まえても魅力の方が上回るとは思うので、参考程度に確認しておいてくださいね!

アンティークコードバンはオールコードバンではない

コードバンランドセルと銘打っていますが、実はランドセルのすべての素材がコードバンというわけではありません。

コードバンなのはかぶせ部分のみで、本体や肩ベルトなどは牛革を使用しています。

重量や背負いやすさなどを考えた結果なのかもしれませんが、すべての素材がコードバンであること、人工皮革を使わない本革ランドセルであることなどをこだわりたい方には向かないランドセルかもしれません。

ただし、コードバンを使うパーツを限ることでランドセル自体の重さが軽くなり、背負いやすくなってます。

全部コードバンを使ったランドセルは、牛革や人工皮革と組み合わせて使ったランドセルよりも100~200g近く変わります。

ちなみにコードバンとそうじゃないところの手触りの差はあまり感じませんでした。
店員さんに、「全部コードバンじゃないんですよ」って教えてもらうまで気付かなかったくらいです!笑

カラバリが少ない

近年のカラフルなランドセルと比べて、アンティークコードバンは黒、赤、キャメルの3色のみ。

もともとコードバンは工房系ランドセルなどでもそんなにカラーが多いわけではありませんが、もっと選択肢が多いブランドもあります。

もちろんオーソドックスでシンプルな3色なので、子どもが気に入っている場合はいいですが、カラフルなランドセルから選びたい!って子は選びにくいカラバリかな?と思います。

ホマレ アンティークコードバンは夏休みまでに購入するのが1番お得!

アンティークコードバンは、セイバン公式オンラインショップと直営店限定販売です。

実物を見るためには直営店に行くしかないので、距離的に実物を見に行けない方が多いのもネックですね。

ですが、購入だけはオンラインショップでできるので、直営店は遠いけどほしい!って方は安心して通販で買いましょう!

毎年9月頃までは10%OFFで購入できる早期割引期間なのでかなりお得に購入できちゃいます!

セイバンのランドセルは基本、ほとんど在庫切れになることなく年度末まで販売をしてくれているのですが、ホマレだけは少し特殊です。

そもそもの製造個数が少ないため、昨年は夏休み頃に完売しました。

今年も人気が集まることが予想されるので、購入を検討している方は夏前に、なるべく早めに購入したほうがいいと思います!

ホマレ アンティークコードバンの口コミ

自分自身がコードバンのランドセルを使っていて、とても綺麗で気に入っていたので自分の子にもコードバンを使ってほしいと思い購入しました。店舗まで行ってランドセルを触りましたが、存在感があり質が良く、子どもが背負った際も重いと感じなかったようでした。
さすがに10万近くは高すぎる…と思いましたが、本革の鞄が大好きな祖父母に後押しされ購入。2年生になりましたが傷一つなくとても綺麗です。コードバンにしてよかった。
コードバンでここまで機能がついてるランドセルはほかにないので決めました。手触りが気持ちよくて息子のお気に入りです。
子どもの持ち物に9万いくらかけるなんて博打に近いなんて思いながら購入しましたが、高学年になって少し使用感が出てきても綺麗です。ランドセルの手入れもほとんどしてません。
高い買い物なのでと思い車で3時間半もかけて見に行きました。ランドセル自体はとても綺麗で子どもも気に入り、その場ですぐに買いました。でも、もっと気軽に見に行ける距離ならよかったです。
クラリーノを背負わせた後に背負ったので重さが気になるみたいでした。重石を入れて背負ってみるとあまり違いがないようで特に何も言わなかったため、大丈夫かなと思い購入しました。

口コミでもみんな口をそろえて「綺麗!」と言われるコードバン。
さすが、革の宝石なんて言われるだけのことはありますね!

私が弟のランドセルを選んだときは雨や雪が多い地域なので本革はなるべく避けて選んでいましたが、手触りや見た目は断トツコードバンが好きです。笑

口コミにもあるように、直営店でしか実物を見れないのが地方住みの方にとっては痛いポイントです…。
個人的には1度実物を見るべきだとは思いますが、なかなか難しいのが勿体ないところですね~…。

実物を見てきた私から言わせていただくと、本当に綺麗で機能性が高いランドセルだと思います!

ランドセルのサイズや背負やすさに関係する機能はHOMARE以外のモデルロイヤルなどと同じなので、近くのイオンなどでセイバンランドセルの背負心地を確認するだけでも問題ないでしょう。

ホマレアンティークコードバンが気になる方は、完売前+割引期間が終わる夏休み頃までにぜひ検討してくださいね!