ランドセル選びでかなり重要になるのが、ランドセルの色ですよね。
私が弟のランドセルを選ぶときは、弟が黒を希望していたのですんなり黒いランドセルに決まりました。
我が家のように親子が納得できるカラーで問題なく決まる家庭もあれば、親と子どもの意見の食い違いがあってなかなか決まらない…なんて家庭もありますよね。
2026年度のランドセル選びもそろそろ始めようと思っている家庭が多い仲、2025年度モデルで人気のランドセルの色は何色だったのか?
そのランドセルを選んだ先輩ママの口コミは?
ランドセルを調べまくった女子大生がおすすめする、男女、カラー別おすすめランドセル!
…などなど、ランドセルの色に関する気になる情報をご紹介していきます!
男の子と女の子、2025年のランドセルトレンド色は?
ランドセルの色は時代によってカラフルになっていき、今では赤黒一強だった時代とは比べ物にならないほど、様々な色のランドセルを町中で見かけるようになりました。
だからこそ、「今って何色が人気なの?」と疑問を持っている方も多いはず。
いろんなランドセルブランドの公式サイトを調査してみたところ、それぞれのブランドごとで人気色の割合が違いました(当たり前ですが)。
じゃあ全体的に見て何色が人気なんだろう?と思ったので、ランドセルを購入した先輩ママに独自調査しちゃいました!
「お子さんのランドセルの色は何色ですか?」と質問し、リアルな回答を頂いた結果がこちら。
- ラベンダー、パープル系
- パステルピンク系
- ビビットピンク
- ブラック
- 紺、ネイビー
- キャメル、ブラウン系
女の子のランドセルの人気色はきれいに分散していますね。
赤色よりもラベンダーやピンク系が人気なので、もう「ランドセルのオーソドックスな色は赤色」と言える時代は終わったのかも。
小学生の登下校の様子を見ていても、赤とピンクのランドセルが1:1位の割合で選ばれているようです。
その中にキャメルやブラウン、ときどき水色が混ざってるって感じでしたね。
うちの近くにはオレンジ色のランドセルを背負ってる女の子もいます。
オレンジのランドセルは鮮やかで目立っていてとても可愛かったですよ!
男の子は未だに黒一強って感じがしますね。
ただ、この中には真っ黒のランドセルだけでなく、ステッチやフチのカラーがカラフルな、いわゆる「コンビカラー」も含まれています。
ランドセルそのもののカラーは黒で、差し色としておしゃれにレッドやブルーを取り入れているんですね。
実際は黒一色のランドセルではなく、黒の本体×カラフルなステッチやフチなどのコンビカラーが1番人気です。
最近結構見かけるようになったなぁと感じていたブルー、ランドセル博士の調査では19.2%にとどまりました。
でも10人に2人は青色って考えると、やっぱり普及してきたなって感じます。
ランドセルの色を選ぶ時に気をつけておきたいポイント
ランドセルの色、毎年選択肢が増えているので、どんな色にしようか子どもと話し合う機会も増えたのではないでしょうか?
色んな場面でカラフルなランドセルを見ているので、「あの色がいい!」「この色がいい!」と、子どもも色んな意見を持っています。
ランドセルの色は非常に重要なので、色選びの際に特に気をつけておきたいポイントをチェックしておきましょう。
正直、ランドセルの色選びは子どもの意見が1番大切です。
保護者的には色んな考えで、この色がいいかな、あの色がいいかなって思い描いてるランドセルがあると思いますが、ランドセルを背負うのは子どもです。
気に入った納得した色のランドセルでなければ、どれだけいいものでもずっとモヤモヤしたまま使わなければならなくなります。
ランドセルの色を選ぶときは、まず子どもの意見を優先しましょう。
地域にもよりますが、ランドセルは基本的に6年間使います。
6歳の子が12歳になるので、ランドセルも含めて趣味趣向は大きく変わりますよね。
子どもっぽく見える色、デザインのランドセルは特に注意しましょう。
もちろん子どもの意見は優先して欲しいのですが、子どもの意見を参考にしつつ、他のランドセルをすすめてみるのも手です。
例えば同じピンク色のランドセルでも、キラキラや刺繍が少ないモデルを見せてみるなど工夫してみてもいいかもしれません。
保護者としてどうしても派手なランドセル、高学年では恥ずかしくなってしまいそうなデザインを避けたい場合は、最初から子どもに見せるランドセルを絞ってしまうと良いですよ。
シンプルなデザイン、無難な色のランドセルのみ、カタログやWebサイトなどの写真を見せて選んでもらうと子どもっぽいデザインを選ばないようにできるかもしれません。
これは特に、保守的な地域に住んでいる方は気にしたいポイントですね。
最近は色んな色・デザインのランドセルが増えてきたとはいえ、まだまだ男の子は黒、女の子は赤というイメージは残っています。
うちの弟が住んでる地域も文句なしの田舎なので心配していたんですが、水色とか紫のランドセル背負ってる子多かったし、男の子もグリーンのランドセル背負ってる子いましたね。
そういう地域ならいいんですが、まだ赤や黒ばっかりの地域もあるみたいです。
ランドセルの口コミを調査したところ、「入学前に地域の子たちがどんなランドセルを背負っているかチェックした」という口コミもありました。
入学予定の小学校に通っている子がどんなランドセルを背負っているかチェックしておきましょう。
赤や黒ばかりの地域で違う色味のランドセルを背負うと、目立ってしまうかもしれません。
うち結構田舎極まれりって地域なんですが大丈夫だったので、赤や黒ばかりの地域はだいぶ少なくなってきていると思いますよ!
選んだランドセルの色を後悔しないためには?
せっかく選んだランドセル、数年後に後悔してしまったら…。
そんな不安を抱えている方はいませんか?
ネットで調べていると、「このランドセルにしなければよかった」と後悔している口コミもちらほら…。
せっかく時間を掛けて選んだのに、そんなふうには思いたくないですよね…。
口コミや経験談、失敗談を見ていると、以下の理由が特に多かったです。
- キャラクターがついているランドセルを購入してしまい、高学年になって恥ずかしくなった
- 年長さんの頃の趣味で派手なデザインやカラーのランドセルを選んでしまい、高学年で趣味が変わって嫌になった
- 自分が欲しかったランドセルを買ってもらえず、「こんなランドセル本当はほしくなかった」と言う
学年が上がるごとに大人っぽい色を好みはじめる子も多く、ランドセルを選んだ頃は希望していた色でも、高学年になるとしんどくなったり。
逆に自分が欲しかった色やデザインのランドセルを我慢してしまったせいで心にしこりがずっと残ってしまったり。
この2つ、理由としては間逆なんですが、隣合わせで起きやすい問題なんですよね。
子どもの意見を優先してばかりだと、高学年になって趣味が変わり、後悔するかもしれない。
でも、将来のことを考えて子どもの希望を通さないでいると、子どもはずっと、自分のランドセルが好きになれないままになってしまうかもしれません。
後悔しないランドセル選びを行うためには…
①まず、子どもの意見を最優先にしましょう
最初から将来のことを考えるのではなく、まずは子どもの意見を聞きましょう。
子どもが希望した色のランドセルと親の考えが合致すればそのまま選んでいけばいいと思います。
もし、ここで子どもが希望した色が親的にダメだなって感じたのなら…
②なぜ、その色がダメなのか親の意見を整理しましょう
「その色は似合わないから」「はやってないから」など、頭ごなしに否定するのはNG。
自分の気持ちが強い子だと大喧嘩になりかねませんし、消極的な子だと今後自分の意見を言ってくれなくなってしまうかも。
例えば、
「通う小学校にはラベンダーのランドセルの子がいない。浮いてしまいそうだから、心配」
「このデザインのランドセルだと重たくて、30分歩いて登校することを考えると負担になってしまう」
「色が薄いから、汚れが目立ってしまわないか心配」
など、理由はそれぞれだと思います。
ランドセル博士では、実際にランドセル選びをした方に直接話を聞き、「どんなランドセル選びをしたのか?」を詳しく紹介しています。
「こういう条件でランドセルを選んだ」「こういう理由で選んだ」など、とても参考になる内容ばかりです。
失敗しないランドセル選びのためにも、先輩たちの体験談を是非活用してくださいね!
③少しでも子どもの意見に添えないか、打開策を考えましょう
先程のラベンダーのランドセルで浮いてしまわないか…という話を例にあげます。
ラベンダー色のランドセルを背負っている子が少ないことを子どもに理解してもらうために登校風景などを見せて、それでも意見が変わらない場合は子どもの意見にすり寄せてあげる方向で考えてあげたほうが良いと思います。
背負うのは私たち親ではなく、子どもです。
学年の中で浮いてしまわないか、という点のみが心配で、それ以外は納得できるのなら、同じ小学校に通う子のママたちにさりげなく、ランドセルの色のリサーチをしてみると良いかもしれません。
案外同じ年に入学する子でラベンダーのランドセルを買っている子もいるかもしれません。
「ラベンダーがいいって言ってて…」と話してみて、オシャレだね、いいね、と肯定的な反応なら、ランドセルが原因で仲間はずれに…なんてことにはならないと思います。
汚れが気になるならば、ランドセルカバーを付ければ解決します。
ランドセルや、ランドセルに関係するアイテムは年々多様化しています。
保護者の方が不安に思うことって、ちゃんとランドセルメーカーも理解しているんですよね。
そして、可能な限り対応できるアイテムを販売してくれているんです。
あとは、子どもの気が変わりやすいタイプかどうか、自分で選んだもの、気に入ったものは大切にし続けるタイプかどうかなど、子どもの性格に合わせて考えてみるといいですよ。
女の子に人気のランドセルの色
オススメ度 | ★★★★★ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★★☆☆ |
高学年での使いやすさ | ★★★★★ |
個性的 | ★★★☆☆ |
女の子に今1番人気のランドセルは、ラベンダー・パープル系!
私が小学生の頃は圧倒的に赤色が多く、ラベンダーのランドセルを背負っている子はクラスに1人居るかいないかでした。
でも、今は本当によく見かけるようになりましたね!
登下校している小学生たちを見ていてもラベンダーのランドセルを背負ってる子がかなり増えたし、ランドセルコーナーにもたくさん並んでいます。
最近は、オーソドックスな赤やピンクより、ラベンダーのランドセルが並んでいるところを見る機会の方が多いのでは?と感じるほどです。
ラベンダーは色が薄く傷や汚れがどうしても目立ちやすいので、汚れの目立ちやすさは★3つ。
濃いめのパープルなら傷や汚れは目立ちにくいし、気になる方はランドセルカバーをかければ傷付きません。
最近はラベンダーが1番人気なカラーでよく見かけるようになったので、「周りの子が使っていない色がいい」という方には向かないカラーになりました。
とはいえ、同じラベンダーでもフチの色が水色になっているコンビカラーや、くすみ系のシックなパープルなどこだわり抜かれたモデルも出てきています。
鞄工房山本の姉妹ブランドである「香久山ランドセル」には、香久山鞄ならではのスモーキーラベンダーがあります。
大人っぽいカラーで、同じラベンダーと言っても周りの子と被りにくいカラーリングです。
他の人と被りたくない方は、色だけでなくデザインにも注目して選んでみるましょう。
フィットちゃん プティガール ラベンダー×ラベンダー
フィットちゃんの中でもシンプルなデザイン。
繊細な刺繍が大人っぽく、高学年まで飽きずに使えそうです。
シンプルではありますが、びょうがリボン型になっていたりフリルっぽいデザインが可愛いんです。
背面のクッションがハート形になっているのもポイント!
ランドセルの羽倉 耐性牛革スタンダード
濃いめのパープル系ランドセルは、羽倉の耐性牛革スタンダードがおすすめ!
シンプルで深みのあるパープルは、大人っぽく飽きの来ないデザインですよね。
羽倉はここ数年で発足した新しいブランドですが、立ち上がり背カンで背負いやすさを追求した優秀な工房系ブランドです。
オススメ度 | ★★★☆☆ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★☆☆☆ |
高学年での使いやすさ | ★★★☆☆ |
個性的 | ★★★★☆ |
ラベンダー・パープル系ランドセルに次いで人気なのが、パステルピンク系のランドセルです。
私が小学生の頃はクラスに2人くらいしかいなかったような記憶があるのですが、今では10人中1〜2人は背負っているくらいよく見かけるようになりました。
個性的かどうかの評価を5つ星にしなかったのも、それが理由です。
パステルピンクのランドセルの子が多くなってきているので、ピンクという色だけでは個性を主張するのは難しいかな?と。
デザインや刺繍が凝ったものが多いので、個性的なランドセルが欲しい方はカラーだけでなくデザインにも注目しましょう。
パステルピンクのランドセルは淡い色で女の子らしく、かわいいのですが、汚れや傷は目立ちやすいので注意が必要です。
私は小学生の時、あまりピンクが好きじゃなかったので…、ピンクのランドセルは高学年では背負いたくないなあと思い、ちょっとずつ評価低め。
個人の好みですが、高学年になるとピンク色が嫌だと感じる女の子が多くなるのも覚えておくと良いかもしれません。
ローズのランドセルや次に紹介するビビットピンクのランドセルは、ピンクの中でも比較的落ち着いたカラーなので、高学年になったときが不安な方は検討してみてはいかがでしょうか?
ランドセルの羽倉 耐性牛革スタンダード パステルピンク
新生ブランドの羽倉は、牛革ランドセルだけで全24色と驚異のカラーバリエーション。
ピンクは3種類ありますが、その中でもパステル系で可愛らしいパステルピンクがおすすめ。
シンプルなランドセルだからこそ生きる色味の可愛さがいいですよね!
セイバン モデルロイヤル クリスタル シャーベットピンク×ベビーピンク
セイバンの中でも人気が高いランドセルシリーズです。
ガラスの靴や雪の結晶をモチーフにした装飾があしらわれていて、まるでプリンセスのようなデザイン。
パステルピンクで可愛いデザインが大好きな女の子におすすめです。
オススメ度 | ★★★★☆ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★★☆☆ |
高学年での使いやすさ | ★★★★☆ |
個性的 | ★★★☆☆ |
パステルピンクに次いで人気なカラーはビビットピンクのランドセル!
私が小学生のときは、赤いランドセルがまだまだ主流ななか、赤色に近い濃いめのピンク色はクラスの中にも結構いたのを覚えています。
私が通っていた小学校では、赤色かビビットピンクが圧倒的に人気でした!
そんなビビットピンクが今の小学生にもまだ人気があるのは、なんだか嬉しいです。
女の子らしさがあって可愛いですし、「ランドセルは赤色」というこだわりがある親や祖父母との折衷案としても採用されることもあります。
子どもっぽすぎないので、「高級な鞄」を持っている感じがあり、ピンクでもスマートにまとまって見えます。
ビビットピンクといっても、華やかでかわいらしいデザインのものから、シンプルで落ち着いた印象のものまで幅広くあります。
シンプルなデザインでも、色がおしゃれで特徴的なので、鮮やかな色が際立ってとっても可愛いカラーです!
鞄工房山本 コスモス(牛革)ローズピンク
山本鞄のコスモス(牛革)ローズピンクは、ランドセルにコスモスがあしらわれた可愛いデザイン。
カラーが大人っぽくてもデザインがおしゃれなので、女の子らしさも忘れない秀逸なランドセルですよね。
山本の中でも人気が高いランドセルです。
土屋鞄 NO.16アトリエ タフガード・ライト/チェリー
ランドセルを開けると華やかな絵が描かれている人気の「アトリエ」シリーズ。
おしゃれだけど派手ではない、ビビットピンクで大人っぽいデザインが好きな女の子におすすめです!
女の子に人気のカラーのランドセルの口コミは?
女の子に人気の上位3色に関する口コミを集めてみました。
特に女の子は色に関する口コミが気になる方も多いと思います。
それぞれのランドセルを選んだ結果、良かったことや後悔したことなど様々な口コミを集めたので、ぜひ参考にしてみてください。
今小4の娘はラベンダーにしました。
赤やピンクより大人っぽく見えるのでこれにして正解でした。
紫が大好きな娘が自分で決めました!
ランドセルが届いた日には、嬉しすぎてその日1日ランドセルをからっていました!笑
ピンクや可愛いが大好きな娘。 けど、可愛いのみって‥6年間使うランドセルだから飽きないかなぁと‥心配 ラベンダー✖️ディープパープルで可愛くありつつも、サイドはお姉さんカラー! 可愛いと少し背伸びをしたバイカラーランドセルに一目惚れでした!!
直接お店に行って購入したわけではないですが、ネットで色んなランドセルを見ながらどの形、模様、色がいいかなどを話し合い、最終的に子どもが「これにする」と言ったものを購入しました。
しかし、6年生になった時にも恥ずかしくないものかなどは今の年齢の子供には判断しかねると思ったので、そこは少し話の中で誘導したり、初めから選択肢として与えなかったりはしました。
お菓子のアポロみたいな色がいい!と自分の中でイメージが決まっていたので、綺麗なパステルピンクと、優しいブラウンのダークオレンジに決めました。周りの方からも綺麗な色だね!ツートーンおしゃれだね!と好評です。
選びに行く前は色をすごく悩んでたけど、娘一目惚れピンクでした。他の色は目に入らず、これがいい!の娘でした。
大好きなピンクが可愛くて
とっても嬉しいきもちです!
クラリーノであること、軽さを重視。上の子が本革のランドセル を購入し、見た目の高級感に親である自分は満足したが、子供は毎日重たいと言って可哀想なことをしてしまった。
ラベンダー、パステルピンク、ビビットピンク系の口コミは、子どもの意見を重視!6年間飽きずに使えること!という口コミが多かったです。
「毎日重たいと言って可哀想なことをしてしまった」という最後の口コミは、とても印象的だったので取り上げました。
子どもの意見を尊重して好きな色のランドセルを選ばせてあげたいですが、フィット感や収納性、軽さも大事にしたいところ。
大人が10分で歩いて行ける道のりでも、体が小さな子どもでは20~30分もかかってしまいます。
軽くて背負いやすいランドセルで、登下校の負担を少しでも軽減してあげたいですよね。
他にも「タブレット端末の持ち帰りがあることを考慮して、とにかく軽くて丈夫なものを選んだ」という口コミもありました。
色やデザインだけで決めてしまうと、「重くて背負いたくない」「荷物が入らないから嫌だ」と、気に入って購入したランドセルでも使い続けるのが億劫になるなんて悲しいことに…。
とは言いつつ、やっぱり使う本人が好きなデザインのランドセルを選んでほしいので、私だったら機能面が優れたメーカーで絞って、その中から好きな色を選んでもらうかな~と思います。
女の子に最近流行りの茶色やキャメルのランドセルって実際どうなの?
ランドセルの色に関する情報を集めていると、「女の子に茶色のランドセルってどうなんだろう…」と、悩んでいる方が多いことがわかりました。
先程も触れましたが、茶色系のランドセルは男女兼用モデルも多く、多くはありませんが男の子も背負っているカラーです。
女の子のランドセルとしては暗めのカラーではありますし、悩んでいるのかもしれません。
完全に個人の主観ですが、女の子で茶色のランドセルは全然アリですよ!
オシャレだし、高学年でも使いやすいし、単純に可愛いと思います。
ランドセルは6年間使い続けるものです。
6歳の子が12歳になります。
来年中学の制服に袖を通す立派な女の子に成長するわけです。
1,2年生の頃はランドセルのほうが大きいんじゃないかってくらい小柄な子も多いので、大人っぽすぎないか、似合わないんじゃないかって思うかもしれません。
小さい子が茶色のランドセル背負ってても普通に可愛いです。
中学年になって背が伸びて、顔つきもどんどん変わっていけばもっと似合うようになりますよ。
それに、茶色はもう珍しい色でもなんでもないんです。
登下校中のこの中にも数人見かけます。
茶色のランドセル希望しているけど、どうしようって悩んでいる方は少し、参考にしてみてください。
男の子に人気のランドセルの色
オススメ度 | ★★★★★ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★★★★ |
高学年での使いやすさ | ★★★★★ |
個性的 | ★★★☆☆ |
男の子は女の子より色の選択肢が少ないからか、様々な色のランドセルが流通するここ数年でも黒が根強い人気を誇っています。
弟もそうでしたが、「ランドセルといえば黒!」という憧れもあるのかも。
無難な色なので高学年まで使いやすい色ですし、傷や汚れも基本的に目立たないのが嬉しいポイント。
男の子はランドセルを雑に扱う…なんてよく言いますからね…。
多くの子が背負っている色なので、他のカラーよりオリジナル性や個性面では劣ります。
でも、最近は黒の生地に赤や青のステッチ、フチなど、同じ黒でも様々なランドセルが選べるんですよね。
私の大学付近では、黒にステッチで好きな色を入れている子をよく見ます。
本体の色が黒だと締まりがいいですし、それに赤のステッチとか、普通にかっこいいですよね。
我が家はフィットちゃんグッドボーイDXのクロ×アカステッチなので、フチの色が安ピカッ仕様でステッチの色が赤になってます。
本体は真っ黒だけど、ステッチの色が違うだけでも最近のランドセルって感じがして結構私が気に入ってます。
真っ黒のランドセルの高級感も捨てがたいですが、ステッチやフチの色を自分の好きな色にして、カジュアルなランドセルもおしゃれでおすすめです!
フィットちゃん グッドボーイDX クロ×アカステッチ
フィットちゃんのこだわり抜かれた機能と洗練されたデザイン。
背当てや内装も黒で汚れにくく、クラリーノタフロックNEOで作られていて傷にも強いので、やんちゃな男の子にも安心です。
Rikomon リュッセル more
やんちゃで動き回る男の子におすすめなのが、Rikomonから販売されているリュッセルmore!
リュッセルとは、かぶせはランドセルのような素材ですが、本体がナイロンで作られた特殊なカバン。
ランドセルとリュックのいいところを組み合わせたようなデザインで、クラリーノランドセルとほぼ同じ重量です。
軽さだけでなく、ナイロンだからこそ汗をかいても蒸れにくいのが魅力で、動き回りたい男の子に向いています。
オススメ度 | ★★★★★ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★★★☆ |
高学年での使いやすさ | ★★★★☆ |
個性的 | ★★★★☆ |
男の子のランドセル人気色第2位は、紺・ネイビーのランドセルです。
以前は明るい青色もランクインしていましたが、今は紺色・ネイビーなどの濃い青色が人気。
黒より個性的なカラーでおしゃれに見えますが、カジュアルすぎないのでシックに見えるのが魅力。
最近では女の子の人気カラーとして水色もあげられることから、明るめや薄めの青色は選ばれにくい傾向があるのかもしれません。
明るい青色は成長した体に似合わない、子どもっぽく見えてしまうと感じることもあるので、おしゃれさを重視するなら避けられる傾向にあります。
※近所で明るい青のランドセルを背負っている子は、子どもっぽく感じることはなかったですが、成長の度合いやファッションの好みにもよるので一概には言えないですね…。
。
紺色やネイビーは大人っぽいカラーなので、高学年になっても文句なしのデザインが多いです。
むしろ高学年になってからのほうが似合うかもしれません。
ほとんど黒に近いカラーも多いので、傷や汚れはあまり目立たないのも助かりますね。
人気の色ブラックは、10人のうち6人も選ばれているので、奇抜すぎずでも個性も出したいと思っている方は、紺色やネイビーのランドセルがおすすめです。
土屋鞄 NO.39 プレミアムカラー 牛革/アッシュブルー
土屋鞄のアッシュブルーは、牛革ならではの絶妙な色合いの落ち着いた青色です。
ステッチの色がベージュで、濃いめの青色に映えておしゃれなデザイン。
大人っぽくシンプルなので、高学年になっても使いやすいデザインカラーですよね。
ランドセルの羽倉 耐性牛革スタンダード ネイビー
羽倉のネイビーは、黒色に近い濃いネイビー色の牛革ランドセルです。
ランドセルを開けると、シックなチェック柄がおしゃれで大人っぽいデザイン。
落ち着いていて、華美な装飾もないので隠れたポイントで個性を出しつつ、高学年でも問題なく使っていけます。
工房系ブランドですが立ち上がり型の背カンで、背負いやすさもばっちりのランドセルです!
キャメル
オススメ度 | ★★★★☆ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★★☆☆ |
高学年での使いやすさ | ★★★★★ |
個性的 | ★★★★★ |
ブラウン
オススメ度 | ★★★★★ |
---|---|
傷・汚れの目立ちにくさ | ★★★★☆ |
高学年での使いやすさ | ★★★★★ |
個性的 | ★★★★☆ |
近年ぐんぐん人気を伸ばしているキャメルとブラウンのランドセルが、同率3位にランクインしました。
茶色系のランドセルは男女兼用モデルとして発売していので、女の子でも背負っている子がいますが、男の子もおしゃれでかっこいですよね。
キャメル(薄い茶色)と、ブラウン(濃い茶色)でそれぞれ評価しました。
ランキング全体の7割を占めるブラックと紺に比べて、キャメルはかなり明るい色。
汚れや傷が目立ちやすくなってしまうのが難点です。
キャメルのランドセルを使うなら、ランドセルカバーは必ず買っておきましょう。
しかし人気3位といえど、100人のうち約4人ほどの割合とまだまだ少数派なので、個性を出すにはもってこいのカラー!
ブラウンのランドセルは、汚れが目立ちにくく乱雑に使いがちな男の子でも安心できるカラー。
ブラウンなら、ブラックのランドセルの中に紛れても浮かずに馴染むので、他の子と被りたくないけど目立ちすぎたくない方におすすめ!
おしゃれで可愛いカラーですが、自分のランドセルの色が少数派であることに耐えられない性格の子は、少し注意して見てあげましょう。
どちらも高学年でも使いやすいカラーで、どんな服装にも合わせやすいので、飽きずに使い続けることができると思いますよ!
ランドセルの羽倉 オーダーランドセル キャメル×ダークオレンジ
羽倉は、豊富なカラーバリエーショが魅力。
メインのカラーを選び、サイド25色、背あて・肩ベルト裏4色から好きな色を組み合わせてオーダーできます。
同じキャメル色のランドセルでも、サイドの色が違うだけで全く別のランドセルに見えます。
自分の好きな色でカスタムされたランドセルは宝物になりますね!
フィットちゃん イートンクラブ ブラウン×チョコ
鮮やかで派手目なランドセルが多いフィットちゃんですが、イートンクラブは落ち着いていて大人なデザインです。
おすすめのブラウン×チョコは「大人の鞄のデザインです!」と言われても違和感がないくらい自然。
刺繍が控えめで派手じゃないので高学年でも飽きずに使いやすいです!
男の子に人気のカラーのランドセルの口コミは?
男の子の人気色、上位3色をご紹介したところで、その色のランドセルを選んだ先輩ママパパの口コミも確認していきましょう!
6年間使い終えた子の口コミもあるので、そちらも注目してくださいね!
本人も特にこだわりなかったみたいだし、黒を勧めたらすんなり黒に。
6年間色について一切文句はありませんでしたよ。
周りで浮くこともなかったし、黒が1番無難。
長男も次男も文句なく6年間終了しました。
次男は青が良かったみたいだけど、長男が「青なんていないよー」って言ったら黒にすぐ変えてました。
次男の入学時は青も結構いたので、青にしてあげればよかったかなってちょっと後悔しましたが、次男は黒のランドセルが届いた日からそれにメロメロだったので問題なしでした。
自分で選んだので、もちろん6年間後悔もしなかった様子。
うちの学校は紺色少なかったので、目立ったしおしゃれでよかったなって思いました。
コンクリートでひきずって?ついた跡が白く残っちゃいました。
生地がはげたり、ボコボコしたりはしてなくて、薄い白の絵の具を筆でなでたみたいな跡。
黒だから目立つな~って思いましたが、男の子のランドセルって基本濃色だし、多分何色選んでても目立ってましたね(笑)
オーダーメイドなので、息子の好きな色を取り入れました。
赤フチ、かっこいいし目立つし、作って良かったなーって思います。
これくらいなら個性的だけど悪目立ちするような感じではないので、派手な色を希望する子にはオーダーメイドでフチやステッチをその色にしてあげるといいんじゃないでしょうか。
凄く上品な色で男の子でも全然違和感ないです。
シンプルなのにかわいい!色味が他のランドセルとは違って凄く好みで購入しました。届いて見てからもやっぱりかわいい!親としても気に入りました。
黒や紺、キャメル・ブラウンを選んだ方は、子どもも親も双方しっかり納得でき、そして大きくなって後悔したり、文句を言ったりといった姿はないようです。
落ち着いた色なので体が大きくなっても似合うんでしょうね。
真っ黒のランドセルという方もいれば、紺×他のカラー、黒×他のカラーといった、コンビカラーも最近は人気。
特にオーダーメイドで作ってくれるメーカーが増えたのが大きいですね。
口コミにもありましたが、奇抜な色を希望するお子さんと落ち着いた色にしてほしい親の折衷案として、オーダーメイドはかなり有効的かもしれません。
色もお互いの希望色を入れられますし、何より自分で作った、という特別感でお子さんも満たされるはずです。
ゴールドやシルバー色のランドセルの気になる口コミ
男の子のランドセルで最近見かけるようになったのが、ゴールドやシルバーなどのメタリックカラー。
販売しているのは萬勇鞄のORAGE、フィットちゃんのハンサムボーイ、池田屋のイタリア製防水牛革シルバーメタリックが主なブランドです。
楽天などにはなりますが、NIKEなどのスポーツブランドでも取扱いがあります。
他のカラーと比較すると販売しているブランドはかなり少ないので、実は競争率が高めなんです。
というのも、ゴールドやシルバーって結構人気なんですよね。
生産数が少ないっていうのもありますが、売り切れになるブランドが多いです。
私も登下校中の小学生で背負っている子を見かけました。
どこのブランドかはわからなかったんですが、案外目立ちすぎることもなく、集団下校の他の小学生に馴染んでいたのでびっくりしました。
他の子もカラフルだからっていうのも大きいかもしれませんね。
実際にシルバーやゴールドのランドセルを購入した方の口コミもチェックしていきます。
近所の子でゴールドの子がいたので、あまり迷わず子どもの希望通りシルバーにしました。
シルバーとは言え思っていたよりブランドがあり、迷いました。
最終的にNIKEにして、とてもかっこいいし丈夫なので満足です。
スポーツブランドなのでデザインも他と違ってスタイリッシュです。
牛革にも惹かれましたが、雨にも降られるし傷もつきやすいこと、子どもには革の価値なんてわからないなと思った結果、人工皮革に。
綺麗だし、なんの問題もありません。
子どもがゴールドを希望していて、全面ゴールドは流石に気が引けたので黒とゴールドが半分ずつくらいの色合いのものを探しました。
PUMAのロゴも入っててとてもかっこいいです。
黒が入ってるだけで一気に大人っぽくなるので6年生までいけそう。
子どもも同級生に何か言われたりすることもなく、むしろ羨ましがられてるようです。
子どもに希望を聞いたとき、シルバーがいいと言われ、本当に驚いたしどうしようか迷いましたが、何色のランドセルを見せてもシルバーから譲らなかったので本当にほしいのだと思ってシルバーにしました。
ただ、ランドセルの色が目立つ色だと不審者にランドセルの色で覚えられてしまう、と聞いて防犯上は失敗したと思い、ランドセルカバーをつけさせています。
シルバーやゴールドのランドセルでも、思っていたよりマイナス面の口コミが少なかったのが印象的でした。
個人的な考えなんですが、結構高学年になると嫌になってしまいそうだなって思っていたので…。
自分で選んだカラーなので、恥ずかしく感じたり嫌がったりすることが少ないんでしょうか。
弟の様子や、仲良くしてくれている近所の小学生の男の子を見ていると、遊ぶのが楽しくてランドセルの色なんてどうでもよさそうにも感じますし。
もし子どもがシルバーやゴールドを希望している場合は、
- その場の気分で言っているものではないか
- 本当に欲しい色なのか
これらをしっかり確かめて、本当に欲しい色ならば、前向きに検討してあげてください。
6歳の子が、絶対これがいいって譲らない気持ち、大事にしてあげたいと思うんですよね。
男の子が赤色のランドセルってアリ?
男の子は黒、女の子は赤のランドセル。
…という選択肢が常識だった頃にランドセルを購入した私たち保護者視点で考えると、男の子が赤いランドセルを欲しがるなんてことあるの?と、思う方も多いはず。
結論から言いますと、かなり多いんです。
男の子が赤いランドセルを欲しがること…!
理由はその子それぞれなのですが、ダントツで多い理由は、戦隊モノのヒーローが赤色だからなんです。
そう言われると、なるほどなってなりますよね。
男の子が1度は憧れる戦隊ヒーローのレッド。
だから赤色が好き、赤いランドセルがいい!って言う男の子も一定数います。
でも、小学校では赤色のランドセルを背負っている男の子をほとんど見かけないと思います。
ちなみに私は見かけたことがありません。
赤いランドセルを希望する子は結構多いですが、親が説得して違う色にしたり、差し色で赤を使っているランドセルにしたりというパターンが多いんですね。
ランドセルの色は女の子は赤、男の子は黒という固定概念が薄れ、自由で個性的なランドセルが流通してきている一方、子どもの中でも「黒は男の子、赤は女の子」というイメージがあります。
絵本やイラストではこの2色で描かれることが多いので、インプットされているんでしょうね。
そうなると、いくら希望していても女の子の色と認識されている赤いランドセルを持たせるのはいじめやからかいの的になるかも…と不安になる気持ち、分かります。
ランドセルの色に関する口コミを調べている中で、こういう内容の口コミを見つけました。
欲しいものを買ってあげたかったけど、男の子で赤は将来絶対後悔すると思い、登下校してる小学生を見せて黒が多いことを伝えた上で、赤色も取り入れられるようにコンビカラーを勧めたら、笑顔で納得してくれて、いまではお気に入りのランドセルになりました。
今はオーダーメイドとか、コンビカラーも充実してるので、説得方法はいくらでもあるなと思います。
ちなみにうちの小学校は全校生徒1,000人近いマンモス校ですが、今まで赤ランドセル背負ってる男の子見たことありません。
これに似て、赤を希望していた子に他の色×赤色のコンビカラーを勧めた、という経験談がたくさん出てきました。
今は、ステッチだけでなく背当てやフチが真っ赤なランドセルなどもあります。
萬勇鞄のLilyCrest(リリークレスト)は、黒いランドセルですがフチとステッチが鮮やかな赤色で、目を惹くデザイン。
セイバンとPUMAのコラボランドセルは、かぶせやサイドに赤字でPUMAの文字が書かれていてかっこいいランドセルです。
私個人的にも、一部のパーツやデザインに赤色を取り入れた、他の色のランドセルが良いんじゃないかなと思います。
私の弟が赤いランドセルを希望していたら、そういう方向性に促したでしょうね。
でも、子どもが納得できるランドセルを買ってあげたいという親心、子どもの気持ちも大切にしたい。
いろいろなランドセルを見せて、小学生の子たちの登下校風景などを見せて、それでも意見を曲げなかった場合は、候補の1つに入れてあげても良いのかもしれません。
ちなみにフィットちゃんには、男の子用の赤いランドセルがあります。
それがこちら、フィットちゃん グランナイト ボルドー×チョコです。
戦隊モノのレッドのような鮮やかな赤ではなく、茶色に近い落ち着いた赤色のランドセル。
これなら、高学年になっても使えるような落ち着いたカラーなのでおすすめできます。
赤いランドセルを希望する男の子に対して、このランドセルも候補に入れてみてはいかがでしょうか?
ランドセルの色はいつからカラフルになったの?
思えば現在20代の私が小学生だった頃、男の子は黒、女の子は赤のランドセルが主流でした。
ピンクはクラスに2人くらい、男の子に関しては黒以外のランドセルを背負っていたこの記憶がほとんどありません。
私の妹(2つ下)の頃からピンクが増え始めて、妹のランドセルもピンクでした。
だいたいそれが2000年代の話なので、今から約15~6年前のことです。え~、年とったな…。
いつからランドセルはカラフルになったのか調べてみたところ、どうやら赤と黒以外のランドセルが販売され始めたのは2001年頃。
イオンが24色ランドセルを大々的に販売し始めた頃のようです。
CMなどで24色ランドセルを見た時、赤じゃないランドセルもあるんだ!と衝撃を受けたのを覚えています。
私は親がランドセルを決めてしまってたし、その頃ランドセルは赤と黒が主流で、「女の子の中で数人ピンク色がいるだけ」という学校がほとんどだったんですね。
そこから、購入しやすい価格で馴染みあるメーカー(イオン)がカラフルなランドセルを発売したことで、徐々に広がっていきました。
じゃあなんで突然「赤と黒以外のランドセルを出そう!」ってなったのかと言うと、これは技術や素材の面が大きく関係します。
昔のランドセルは牛革が主流でしたが、牛革の色ブレ防止のため、黒や赤などムラが目立たない色にするしかなかったんです。
ところが赤と黒以外の色の生産がしやすい人工皮革のランドセルが主流になり始め、赤と黒以外のランドセルが増えていきました。
時代の流れとともに牛革や馬革などの天然皮革も赤や黒以外にきれいに染められるようになり、土屋鞄やランドセルの羽倉のような、カラフルな本革ランドセルが人気を集めています。
最近は女の子がネイビーやブラックのランドセルを選んだり、男の子がワインレッドのランドセルを選んだりと、性別からイメージされる色にとらわれない選択肢が増えました。
ジェンダーレスの時代なので、男の子は寒色、女の子は暖色…なんてイメージはもう古いかもしれませんね。
保護者こそ、ジェンダーに囚われないランドセルの色選びを意識したいなと思います。
ランドセルの色が原因でいじめなんてあるの?
色んなカラーやデザイン、個性的なランドセルが多い現代、親が1番気にしているのはこれじゃないでしょうか。
珍しい色、他の子と違う色のランドセルを背負っていて、いじめられたり仲間はずれにされたりしないか?という問題です。
確かに子どもは、自分と違うもの、大多数と違うものを指摘したり、からかったりすることが多々あります。
ランドセルも、その標的にならないか?って、とても心配ですよね。
先輩ママの経験談を見ていると、ランドセルの色が原因でいじめや仲間はずれなんてことは、ほとんど起きないようです。
ラベンダーや水色などの色のランドセルを選んだ方の口コミを見ていると一目瞭然です。
やはり先輩ママも同じ悩みを抱えていたようですが、蓋を開けてみるとなんてことはなかった、って感じでしょうか。
時間をかけて選ぶものなので大人にとっては一大行事かもしれませんが、子どもにとってはただ教科書を入れるための鞄、程度の認識なんでしょうね。
子どもはそう考えるんだ~、と思うと少し複雑ですが…(笑)
でも確かに、自分が小学生の頃を思い出してみるとランドセルの色が赤色じゃないから、とからかったりイジメたりなんてことはありませんでした。
最初は気になるかもしれないけど、毎日みてたら嫌でも慣れますしね。
そんなことより、可愛いデザインのえんぴつや筆箱のほうが気になってた思い出が…(笑)
特に最近はカラーバリエーションも増えてますし、子どもの考え方もかなり柔軟になってきているので、深く考え込んでしまう必要もないのかもしれません。
というか私から言わせれば、ランドセルの色でいじめたり、「〇〇さんちの子のランドセルの色って…」なんて井戸端会議のネタにしたり、ほんとくだらないなと思うんですよね。
好きな色背負えばいいんですよ、だって長い人生でたった6年間、きっと人生で1番大切にする鞄なんですから。
ただこれに関しては地域性が大きく関わってきます。
ランドセルの色は赤が基本、というような保守的な地域なら、目立ちやすくなってしまいます。
自分が住んでいる地域の小学生のランドセルの色をよく観察して、みんなカラフルなランドセルで登下校しているようであれば問題ないと思いますよ。