SNSを中心に話題の「Rikomon(リコモン)」は、2021年にスタートしたばかりの工房系ランドセルです。
背負ったときの軽さが評判のモデル・リュッセルは、特に多くの注目を集めています。
とはいえ情報が多くなく、購入者もまだまだ少ないRikomonランドセル。
- Rikomon(リコモン)とは?
- ランドセルとリュックが融合したリュッセルについて
- リュッセルの口コミ
- リュッセルと似たランドセルを比較
- 2025年入学のリュッセル3モデルについて
- 購入できる場所や完売予測
新しい通学カバン・リュッセルの詳しい情報を、迷いやすい軽量ランドセルとの比較も含めて詳しく解説。
完売時期の予測もしているので、Rikomonランドセルに興味がある人は最後までチェックしてくださいね。
2025年度のRikomonランドセルは2024年2月1日から販売開始!
2025年度のRikomonランドセルは、全モデル2024年2月1日から販売を開始しています。
完全受注生産となっており、予定数に達し次第受注終了です。
人気のリュッセル「NINE(ナイン)」からは、数量限定で公式ショップ限定カラーも登場。
カタログは無料で請求できるので、お早めにチェックしてくださいね!
Rikomon(リコモン)は豊岡鞄メーカーのランドセルブランド
Rikomon(リコモン)は、兵庫県豊岡市にある豊岡鞄メーカー「株式会社タカアキ」が展開するランドセルブランドです。
重たく負担が大きい従来のランドセルを改善しようと、背負いやすさを追求したランドセルを作っています。
Rikomonランドセルを一躍有名にしたのが、「見た目と丈夫さはランドセル・機能性はリュック」というリュッセル。
SNSのショート動画が200万回以上再生されるなど、ランドセルの軽さと機能性を求める人から特に注目を集めています。
2025年度のRikomonランドセルは、リュッセル3種とベーシックな学習院ランドセル2種の計5種展開です。
それぞれ10色のカラー展開があり、個性が出せるアースカラーやくすみカラーが魅力的。
男の子、女の子それぞれにおすすめのランドセルを紹介します!
男の子におすすめのRikomonランドセル3選
2025年度のRikomonランドセルは、絶妙な色合いのダークカラーが豊富!
オシャレにこだわりたい男の子も満足できるラインナップです。
そんなRikomonランドセルから、男の子におすすめのモデル・カラーを3つ厳選しました。
項目 | 詳細 |
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価格 | 49,500円 |
重さ | 約999g |
素材 | 本体:ナイロン中空糸生地(撥水) カブセ(フタ):人工皮革タフガード® |
リュッセル NINE(ナイン)は、軽さと機能性を両立させたスタンダードなモデルです。
サイドポケットには、夏に欠かせない2Lサイズの水筒も入ります!
グリーンは、シックな印象のカブセと側面のアクティブな雰囲気がオシャレ。
定番の黒ではちょっと物足りない、こだわり派の男の子にぴったりです。
項目 | 詳細 |
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価格 | 59,400円 |
重さ | 約1,250g |
素材 | 本体:ナイロン中空糸生地(撥水) カブセ(フタ):人工皮革タフガード® |
リュッセル MORE(モアー)は、取り外して洗える背あてやペンケースがセットできるハイエンドモデル。
背あては別売りで洗い替えも買えるので、汗かきの子でもいつも清潔に使えますね!
ネイビーは、2023年度の男の子人気カラーでブラックに次ぐ第2位のカラー。※
ベーシックなデザインとカラーは、6年生まで飽きずに使えます。
※日本鞄協会ランドセル工業会|ランドセル購入に関する調査 2023年
項目 | 詳細 |
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価格 | 74,800円~ |
重さ | 約1,350g~ |
素材 | 人工皮革タフガード® |
beccyu らしくは、カラーや細部のデザインなど合計10項目を自由にカスタムできるランドセルです。
本体素材は、耐久性や撥水性に優れた人工皮革タフガード®製。
自分だけのこだわりが詰まったランドセルは、愛着を持って使ってくれるはず!
素材はタフガードを採用しているので、耐傷性に優れているのも魅力です。
女の子におすすめのRikomonランドセル3選
2025年度のRikomonランドセルは、女の子におすすめの3色が新カラーで追加!
パステルカラーとは一味違う、ややくすみがかった大人っぽい色合いが可愛いです。
女の子にぴったりの、可愛くて背負いやすいRikomonランドセルを3つ紹介します!
項目 | 詳細 |
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価格 | 41,800円 |
重さ | 約925g |
素材 | 本体:ナイロン中空糸生地(撥水) カブセ(フタ):人工皮革タフガード® |
リュッセル FLY(フライ)はパーツを最小限にした最軽量モデル。
体格が小さい新入学生でも、「軽い!」と思えるような背負いやすさがポイントです。
女の子におすすめのカラーは、新色のスカイブルー。
パステルカラーとは少し違う、くすみがかったカラーが新鮮ですね!
項目 | 詳細 |
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価格 | 49,500円 |
重さ | 約999g |
素材 | 本体:ナイロン中空糸生地(撥水) カブセ(フタ):人工皮革タフガード® |
軽さも欲しいけど収納力も欲しい人にはNINE(ナイン)がおすすめ!
Rikomonランドセルのピンク色は、大人も可愛いと思えるベージュがかった色味です。
子どもっぽくなり過ぎないピンクとシンプルなデザインは、身長が高くなる高学年にも似合いますよ。
項目 | 詳細 |
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価格 | 74,800円 |
重さ | 約1,350g |
素材 | 人工皮革タフガード® |
premium あるまは、カブセ裏の上品なタータンチェックがポイントのランドセルです。
1つずつミリ単位まで正確に作られ、美しさや丈夫さだけでなく肩への負担をできる限り少なくするよう設計されています。
キャメルは、可愛い系よりもナチュラルな色味が好きな女の子におすすめのカラー。
チェック柄との相性も抜群です!
リュッセルはランドセルとリュックのいいとこ取りした新しい通学カバン
Rikomonランドセルのリュッセルは、ランドセルとリュックの良さを掛け合わせた新時代の通学カバンです。
見た目と丈夫さはランドセルなのに、リュックのように軽く背負いやすいのが大きな特徴。
ランリュックほどカジュアル見えはしないため、負担が少ない軽量ランドセルを求める人から大きな注目を集めています。
本格的な受注は2025年度で2年目となり、利用者の要望を取り入れて細部まで改良を重ねられました。
Rikomonランドセルの、リュッセルならではのポイントを6つに絞って解説します。
最軽量モデルはわずか925g!新入学生でも背負いやすく負担が少ない
Rikomonランドセルのリュッセルは、最軽量モデルならわずか925gしかありません。
リュッセルのモデル | 重さ |
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FLY(フライ) | 925g |
NINE(ナイン) | 999g |
MORE(モア―) | 1,250g |
1,500g前後ある本革ランドセルと比べると、200~500g以上の軽量化に成功しています。
軽量化できた理由は、本体がリュックに使われるナイロン中空糸生地でできていること。
ナイロン中空糸生地は強度を保ったまま糸の中心を空洞にし、水に浮くほど軽量化させた素材です。
ランドセルの大部分を占める本体部分が軽いため、背負ったときにより軽く感じられます。
背負った感覚はランドセルよりリュックに近く、ランドセルより負担なく背負えるのが魅力です。
伸びるサイドポケットに2リットルサイズの水筒が余裕で入る
リュッセルのNINEとMOREには、普通のランドセルにはない2Lサイズの水筒が入るサイドポケットが付いています。
2Lの大型水筒も入るのは、ポケットがゴムで伸びる仕様だから。
普段はフラットですが、リコーダーや水筒などを入れると大きさに合わせて伸縮します。
実際にあるととても便利な仕様で、サイドポケットは購入者がリュッセルを選んだ理由で2番目ランクイン!
他のランドセルやランリュックと比べると、収納力の高さが分かります。
革製のランドセルでは、サイドポケットがないケースも多いです。
ランリュックでも、大きい水筒を入れられるほど収納力がある商品は少ないと考えられます。
水筒は斜め掛けすると邪魔だし、ランドセルの中は取り出しにくくて水漏れも心配…。
リュッセルはそんな悩みを解決します!
ランリュックと違って見た目はランドセルそのもの
リュッセルはランリュックとは違い、見た目はランドセルそのものです。
ランドセルっぽい印象になるのは、カブセと肩ベルトには従来通りの人工皮革が使われているから。
ランドセルの素材として一般的な、TEIJINコードレ社のタフガード®を仕様しています。
丈夫で柔らかくニュアンスカラーも得意としているため、トレンド感のあるカラーのランドセルも選べますよ。
軽いランドセルがいいけど、ランリュックは周囲の反応が心配という人には特に向いています!
開けやすくスマートなマグネットロック
リュッセルには、かぶせの裏側に閉めやすく開けやすいマグネットロックが付いています。
開けるときはカブセを下に引っ張るだけなので、寒くて手がかじかんでいたり指先にケガをしているときでもカンタン!
シンプルな作りなので、壊れにくいです。
従来のランドセルは底面に金属製の錠前が付いているのが一般的で、無理に閉めようとしたり、引っ張ったりして故障するケースもあります。
使いやすさを重視するなら、マグネットロックのランドセルに注目しましょう!
撥水加工されているから雨の日でも安心
リュッセルには、全面に撥水加工がされています。
部位 | 撥水加工について |
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カブセ・肩ベルト | 撥水性の高い人工皮革(タフガード®)を使用 |
背あてと肩ベルトのメッシュ生地 | 強撥水加工 |
本体 | 強撥水加工 |
カブセや肩ベルトのタフガード®は、もし急な雨に濡れてもサッと拭くだけで大丈夫!
水がしみ込んでシミになったり、ベコベコになったりしません。
Rikomonランドセルの公式Instagramでは、実際に水をかけた様子が見られます。
心配なメッシュ部分もしっかり撥水しているのが分かります!
リュッセルなら、急に雨が降っても中身の水濡れや本体の型崩れを心配する必要はありません。
子どもは雨が降っていても傘をささなかったり、さしていてもべちゃべちゃにして帰ってきますよね。
ランドセルは撥水性も高いですが、乾拭きして乾かさなければ少しずつ劣化していく可能性も。
リュッセルなら、ナイロン製の大人用バッグと同じように、多少雑に扱っても問題ありません。
6年間使うことを考えると、神経質になりすぎなくていいリュッセルは大きな魅力です。
2025年版リュッセルは細部まで改良を加えて使いやすさ大幅アップ!
2025年度のリュッセルは、前年度版に寄せられた声を参考に多数の改良が加えられています。
- 本体上部に芯材が入り、丈夫になった
- サイドポケットのゴムにアタッチメントが付いて交換可能になった
- 肩ベルトが幅広く、より体にフィットしやすい形状になった
- ポケット内に鍵を取り付けられるカンが付いた
- 360度リフレクター(反射剤)付き
リュッセルでは、SNSで集まる意見も積極的に採用。
「サイドポケットのゴムが伸びるのでは」との意見から、2025年度から取り換え可能なゴムにしています。
外側のカンに鍵が付けられない学校があると知れば、ポケット内にもカンを取り付けました。
Rikomonは2022年度から販売開始した新米ブランドなので、良い意味でテンプレート化されたデザインや機能がありません。
まだまだ発展していく新しいブランドだからこそ、柔軟に意見を取り入れてさらにアップデートしています!
2025年度以降にリュッセルの購入を検討している人は、SNSで希望を伝えてみると実現するかもしれませんよ。
Rikomonのリュッセルを買った人の口コミ評判をチェック
Rikomonランドセルのリュッセルを買った人の口コミを調査しました!
実際の使用感や満足度をチェックしてみましょう。
体への負担が軽いと気になっていたランリュック。遠目で見ると、ほぼランドセル。背中も肩紐も、クッションが良くて、ふかふか。試しにランドセルと、リュックとどっちも肩にかけてみたけど、体感する重さが全然違った!!重さは1290gと普通のランドセルと同じだけど肩紐のが太くてしっかりしているから重さを感じず。負担が軽くてビックリ!!
いつもはリュックで40分以上かけて歩いて通園しているから、リュックに近くて涼誠も楽みたいで、これにする!って。背中のクッションは取り外せて洗濯物できるし、アイスノンが入って背中ひんやりも嬉しいところ。
すごいぞ多機能ランリュック!!お店の人も優しくて子どもの遊びにずっと笑顔で付き合ってくれた。ありがたかったー!決定✨
引用元:Instagram
何社かみて検討したけど、軽さ・機能を重視した結果、#リコモン のランドセルにすることにしました。
ランドセルはやっぱり自分の目で見て触れてみたほうが色々とわかることがあるね!
ラン活してよかった!これはNINEっていう種類。
とにかく軽い!
クッションがしっかりしていて背負いやすそう🥰
サイドにある水筒がしまえちゃうポケットも気に入った!!4月が楽しみだ🌸🎒
引用元:Instagram
展示会で実物を見た後、こちらの方がポイントがついてお得なので購入しました。
A4サイズや大きな水筒も入るのに、ベロがなくスッキリした見た目で息子も私もたいへん気に入っております!
かぶせを開けると勢いよく返ってきて、頭にバシッとぶつかります。が、それはそれで楽しんでいますし、今後柔らかくなって馴染んでくれるかなと期待しています。
春になって使うのが楽しみです。
引用元:楽天市場
軽い、リュックタイプのものを4つリストアップした中から、ボピ好みの色、デザインでこちらに。
深い緑がよかったよう。豊岡鞄のリュッセルという商品で、ランドセルとリュックのいいとこ取りをしたような。軽さ、背負いやすさ、収納性がとてもよく、大喜びのボピです。
長男のスタンダードなランドセルはかっこいいんだけどやはり重く、荷物をパンパンに詰め込んでフラフラ歩くのがしのびなく。近年はリュックタイプがいろいろ出ていて時代の進化ですね。
引用元:Instagram
SNSや楽天市場の公式ショップに寄せられた良い口コミをまとめると、以下の傾向がありました。
- 子どもも軽いと感じるほど背負い心地が良い
- A4サイズのファイルやタブレットも入って収納力が高い
- サイドポケットに水筒が入るのが良い
- 楽天市場で買えるからポイントがたまる
リュッセルに注目している人は、軽さ・負担の少なさを重視してランドセル探しをしているケースが多いです。
展示会やSNSで軽いランドセルを探してリュッセルを知り、収納力の高さや実際の背負い心地の良さを確認して購入に至っています。
Rikomonランドセル公式が楽天市場にも出店しているのは、楽天ポイントを貯めたい人には嬉しいですね!
リュッセルには、現在使っている人の使用感に関する悪い口コミは特にありませんでした。
しかし、発表された2025年度モデルに対して昨年度モデルと比べて意見がある人はいるようです。
今年度年中の息子が2023年度モデルを見て「ブラウンが良い!」と楽しみにしていたんですが…ブラウンは無いのですね、残念です。6年間使う物なので、これ!という想いを持てる物を選びたい…。私はリコモンさんのリュッセルの見た目や形、機能が良いなと思って推していましたが、息子にブラウンは無いことを伝えると「じゃあ他のランドセル(他のメーカーさん)のブラウンを探す!」と言われました😢私もすっかりリコモンさんのリュッセル、ブラウンで!と思っていたので考え直します😔
引用元:Instagram
4月から使うのですが手元に届く前に改良されてるのを見て少し残念になりました。6年間使ってたら伸びてしまう可能性もありますものね。無料修理もしくは伸びてしまった後の改善作などあれば知りたいです。
引用元:Instagram
2025年度モデルでは、2024年度にはあったカラー・ブラウンが廃番になってしまいました。
濃いカラーはブラック・ネイビー・グリーンの3色となり、淡いカラーの選択肢が多いです。
Rikomonランドセルのすべてのモデルで同じカラー展開のため、どうしてもブラウンがいい人は他社を検討する必要があります。
Rikomonランドセルは、SNSの声を積極的に取り入れてどんどん改良するのが特徴のブランドです。
昨年度購入した人が、昨年気になっていた点が改良されてちょっと残念に感じるケースも。
とはいえ、毎年改良されて去年のモデルより良くなっていくのは、Rikomonだけじゃなく他のブランドも同じです。
(土屋鞄なんて1年違うだけでA4フラットファイルが入るか、入らないかの違いが出た年もあります…!)
ランドセルはどのブランドも毎年改良されて良くなっていく、そういうものだと思って購入するのがおすすめです。
特にRikomonのように新しいブランドや、工房系ランドセルはその傾向があります。
逆に大幅な改良などを受けてがっかりしたくないなら、セイバンやフィットちゃんといった大手メーカーがおすすめ。
大手メーカーも毎年改良されていますが、「ランドセルの仕様がガラっと変わる」といった大きな変更はないので、あまり気にならないかもしれません。
Rikomonランドセルは、LINEで気軽に問い合わせ・質問ができます。
現行のモデルに少しでも不安な点があったら、気軽に問い合わせてみましょう!
リュッセルと迷いやすいランドセルブランドを徹底比較
リュッセルは、軽さが自慢のランドセルブランドと比較して迷いがちです。
そこで、リュッセルと迷いやすいランドセルやランリュックをピックアップして気になる項目を徹底比較しました!
リュッセルからは、バランス良く機能が揃ったNINE(ナイン)をチョイスします。
価格 | 重さ | 色展開 | マチ幅 | 保証 | |
---|---|---|---|---|---|
リュッセル NINE(ナイン) | 49,500円 | 999g | 10色 | 14cm | 6年間修理保証(1回目のみ無料) ※6年無償修理は有料オプション |
ERGORANSEL(エルゴランセル) | 55,000円 | 1,040g | 9色 | 16cm | 6年間保証 |
NuLAND(ニューランド)Mサイズ | 39,600円 | 約930g(カブセあり) | 9色 | 15~19cm | 1年間無料保証 2年目以降有償 |
ファミリア air ran.(エアラン) | 79,200円 | 約850g | 12色 | 約13cm | 6年保証 ※初期不良を除き有償 |
ニトリ 超軽量ランドセルNシールドF | 19,990円 | 約840g | 3色 | 15~18cm | 1年保証 |
どのランドセルもA4ファイルサイズには対応していました!
リュッセルは色の選択肢が幅広く、価格も平均的で高過ぎることはありません。
他のランドセルと比べると、リュッセルならではのメリットやデメリットも見えてきます。
比較から分かったリュッセルならではのメリット
他社ブランドの軽量ランドセルと比べたとき、リュッセルならではのメリットがあるのは以下の3点です。
- 普通のランドセルらしいデザイン
- トレンドカラーも含めた10色から選べる
- 豊岡の工房で1つずつ職人が手作り
リュッセルは、一目見ただけでは普通の革製ランドセルとほとんど同じです。
トレンドの淡い色を中心にカラーが豊富なので、男の子も女の子も色を選ぶのが楽しそう!
今回比較したランドセルのうち、工房系ランドセルと呼ばれるメーカーで作られているのはRikomonのリュッセルのみ。
豊岡の工房で1つずつ丁寧に手作りされている点も、品質面で魅力を感じます。
ランドセルらしいデザインと抜群の収納力を両立
リュッセルは、リュック並の収納力と革製ランドセルとほぼ変わらない見た目を両立させています。
収納力の面では、サイドポケットに2Lの水筒が入るのはリュッセルのみです。
デザイン面を他社の軽量ランドセルと比べると、見た目は以下の2つのポイントで明らかな差があります。
- カブセにランドセルで使われる人工皮革タフガードを使用
- 肩ベルトにもカブセと同じ素材を使用し、前から見てもリュック感がない
リュッセルのカブセは、革製ランドセルと同じものを使用しています。
見た目の質感はもちろん、柔らか過ぎずランドセルの形を維持できるのがリュッセルならではの特徴ですね!
他社でもかぶせに人工皮革を使ったものが多いですが、縁取りにナイロン素材が使われているケースが多く見られます。
肩ベルトにも人工皮革を使い、限りなくランドセルに近いデザインに仕上げているのはリュッセルのみです。
チェストベルトで安定感を確保しつつ、見た目はほとんどランドセルと変わりません。
さらにリュッセルでは、2024年版から肩ベルトをアップデートしています。
ベルトの幅は7cmと広く、肩に食い込まない設計です。
柔らかなクッションを使用しているため、まだ小さい新入学生の肩にも優しくフィットしますよ!
軽さと収納力を重視しつつ、限りなくランドセルに近いデザインをお探しならリュッセルは第一候補にしても良さそうです。
10色から選べてくすみカラーが多めなのが特徴
2025年度版リュッセルのカラーは全部で10色あり、淡いくすみ系カラーが多く揃います。
ピンクやブルーは本来可愛い印象になりがちですが、ややくすんだ大人っぽいカラーなのがリュッセルならではの特徴です。
ダークカラーのラインナップは、ブラックに加えてネイビーと深いグリーンの2色。
2023年にランドセル工業会により調査された「購入したランドセルの色男女TOP5」はほぼカバーしています。
順位 | 色 | リュッセルの色 |
---|---|---|
1 | 黒 | ブラック |
2 | 紺 | ネイビー |
3 | 青 | なし |
4 | 緑 | グリーン |
5 | こげ茶 | なし |
順位 | 色 | リュッセルの色 |
---|---|---|
1 | 紫・薄紫 | パープル |
2 | 桃 | ピンク |
3 | 水色 | スカイブルー |
4 | 赤 | レッド |
5 | うす茶 | キャメル、ベージュ |
参照元:ランドセル工業会
2025年度版では、男の子に人気のブルー系とこげ茶はないものの、女の子ランキングはすべて揃っています!
リュッセルのNINE(ナイン)のみ、公式ショップ限定で2つの限定カラーを取り扱っています。
ブラックにレッドの縁取りをしたブラック×レッドはクールでかっこよく持てそうですね!
ピンクにベージュの縁取りをしたピンク×ベージュは、優しくオシャレな色合いです。
限定20本と数量がかなり限られているので、気になっている人は在庫情報をこまめにチェックしましょう!
豊岡の工房で1つずつ職人による手作りで生産されている
リュッセルは、Rikomonランドセルの工房がある兵庫県豊岡市の1か所のみで生産されています。
工房系ランドセルの中で、リュックの要素もあるランドセルを作っているのはまだ珍しいです!
ブランドである豊岡鞄を作るメーカーでもあり、その職人技がランドセル作りにも反映されています。
比較したランドセルブランドのうち、日本製はリュッセルとファミリアのみ。
ERGORANSEL(エルゴランセル)とニトリは中国製、NuLAND(ニューランド)はベトナム製です。
どのランドセルも作りは丁寧ですが、ブランド鞄職人が手作りするリュッセルは一味違って見えますね!
リュッセルの残念なポイントやデメリット
リュッセルには、ちょっと残念なデメリットも2つあります。
- 耐久試験は行われているものの、実際の利用シーンでは未知数
- 6年間無料修理するには有料オプション加入の必要がある
リュッセルは、本格始動を初めてまだ年数が非常に浅いです。
6年間使った子どもがいないため、実際の利用シーンでの耐久性は未知数な部分があります。
革製ランドセルでは定番の「6年間無償修理対応」もリュッセルにはありません。
6年通して無償修理してほしい場合、最初に有料オプションへの加入が必要です。
新しいブランドだから耐久性に関しては未知数
リュッセルが本格的に受注を開始したのは、2024年4月に入学する子どもたちのランドセルからと、とても新しいブランドです。
まだ6年間使った小学生はおらず、耐久性は未知数と言えます。
Rikomonランドセルでは、外部機関で3年使ったのと同等の劣化具合が分かる耐久テスト(ジャングル試験)を実施。
大きな劣化がなく、十分な耐久性があるとする結果が出ています。
耐摩耗性や耐水性の維持力は使ってみないと分からないため、大事に使うならランドセルカバーやレインカバーは必須です!
6年間無償修理保証は有料オプション
リュッセルの修理保証は2種類あり、完全無償の6年間保証はありません。
保証の種類 | 内容 |
---|---|
オプションなし | 6年間修理保証 初回1回・1か所は無償修理 2回目以降は有償(初期不良を除く) |
Ryussel Care | 購入時に15,000円支払って加入 6年間無償修理(1年間で3回まで) |
Ryussel Careに加入すると6年間無償修理対応ですが、ランドセルとは別で15,000円の料金が発生します。
ランドセル代金が+15,000円になるので、結局一般的なランドセルブランドと変わらない価格帯になってしまいます。
ナイロンを使っているリュッセルに、6~7万円ほど支払うことが「もったいない」と感じるなら、価格面ではネックです。
他のブランドなら、同じくらいの価格で本革ランドセルが買えちゃいますからね。
オプション加入なしだと、初回1回・1か所のみ無償修理に対応。
2回目、または2か所目以降は有料となります。
同じRikomonランドセルでも、premium あるまとbeccyu らしくは6年間無償修理保証が無料付帯しています。
革製ランドセルで一般的な6年間無償修理は、リュッセルは残念ながら適用外です。
しかし、比較した軽量ランドセルを見ると無償修理保証はどこも革製ランドセルほど手厚くないのが分かります。
ファミリアやERGORANSEL(エルゴランセル)も、6年間修理保証はあるものの有償です。
大事に使ってもらって、なるべく修理が発生しないようにしたいですね。
Rikomonの全モデルを紹介!それぞれの特徴や選び方のポイント
全部で5つあるRikomonランドセルの2025年度モデルを一挙に紹介します!
どのモデルにも共通しているのは、抜群の背負いやすさです。
豊岡鞄メーカーならではのこだわりと技術を結集させ、子どもに重たい思いをさせない工夫が随所にありますよ!
どのモデルも素敵なので、ぜひ実物も見比べて選んでくださいね。
ランドセルの種類 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
リュッセル NINE(ナイン) | 49,500円 | リュッセルの中で最も人気が高い、機能充実のランドセル |
リュッセル MORE(モア―) | 59,400円 | 取り外せる背あては洗えるだけでなく保冷剤も入れられる |
リュッセル FLY(フライ) | 41,800円 | とにかく軽さを重視して選びたい人におすすめ! |
premium あるま | 74,800円 | 細部まで職人によって丁寧に作りこまれた人工皮革ランドセル |
beccyu らしく | 74,800円 | パーツや色を自由にカスタムして自分だけのランドセルを作ろう! |
ランドセルのカラー全10色は、すべてのモデル共通です。
- ブラック
- ネイビー
- グリーン
- キャメル
- レッド
- パープル
- ピンク
- スカイブルー
- グレー
- ベージュ
NINE(ナイン)は欲しい機能がバランス良く揃ったモデル
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 49,500円 |
重さ | 約999g |
素材 | ナイロン中空糸生地(撥水) 人工皮革タフガード® |
ポケットの種類・機能 | タブレットポケット 幅約12.5cmのサイドポケット 前ポケット(アコーディオンポケット) |
リュッセルの中で人気ナンバー1のNINE(ナイン)は、欲しい機能がバランス良く揃っていて使い勝手抜群。
大きく広がるサイドポケットは2Lの水筒も入るため、暑い時期の登下校も身軽です。
本体内部には教科書を留めるバンドも付属。
重たい教科書が背中側にしっかり固定されるため、荷物が揺れず重さを感じにくいですよ。
体にかかる負担を徹底的に取り除いた、機能重視派におすすめのランドセルです。
MORE(モア)は最大17cmのマチ幅と洗濯可能な背あてが特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 59,400円 |
重さ | 1,250g |
素材 | ナイロン中空糸生地(撥水) 人工皮革タフガード® |
ポケットの種類・機能 | タブレットポケット 幅約10cmのサイドポケット 前ポケット(アコーディオンポケット) |
MORE(モアー)は取り外せるペンケースと背あてが付いていて、マチ幅が最大17cmまで拡張できるモデルです。
背あては洗えるだけでなく、暑い夏には保冷剤が入るスペースを確保できるのが他のモデルにはないポイント。
前ポケットの上が定位置のペンケースは、ランドセルの中で行方不明になりません。
収納力や軽さに加え、いつまでも快適に使い続けられる設計なのが特徴です。
荷物が特に多くなりそうな子や、より快適に通学してほしい子にはMORE(モアー)が向いています。
FLY(フライ)は軽さと低コスト重視で選びたい人向け
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 41,800円 |
重さ | 925g |
素材 | ナイロン中空糸生地(撥水) 人工皮革タフガード® |
ポケットの種類・機能 | マチなしサイドポケット 前ポケット(アコーディオンポケット) |
FLY(フライ)は機能を必要最低限にして軽量化させたモデルで、リュッセルの中では最もお手頃価格のモデルです。
NINE(ナイン)と大きく違うのは、サイドポケットにマチがなく水筒は入らない点。
本体内部のタブレットポケットも無くし、機能面では昔からある定番の革製ランドセルと同同程度です。
少しでも軽いランドセルで通学の負担を軽くしたい人は、FLY(フライ)を第一候補に考えてみましょう。
premium あるまは6年間美しい状態で使い続けられる耐久性が自慢
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 74,800円 |
重さ | 1,350g |
素材 | 人工皮革タフガード® |
ポケット | タブレットポケット 中ポケット ファスナーポケット3つ |
premium あるまは、細かくこだわった縫製とデザインにより美しさと高耐久を実現したランドセルです。
縫製は強度が出るよう部位によって糸の太さや縫い目の幅を調整、傷みやすい部分は強度が出る作りにこだわっています。
カブセの錠前は、子どもが喜びそうな自動ロック!
カブセを押し込むと自動でロックがかかるので、閉め忘れて中身が飛び出すのを防げます。
デザイン面でのあるまの特徴は、カブセ裏のオシャレなタータンチェック柄です。
可愛くなり過ぎず流行り廃りのない柄なので、飽きずに6年間使えますね!
beccyu らしくは1億通り以上の組み合わせから好きなデザインが作れる
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 74,800円~ |
重さ | 約1,350g~ |
素材 | 人工皮革タフガード® |
ポケット | タブレットポケット 中ポケット ファスナーポケット3つ |
beccyu らしくは、色やデザインなどを好きに選んで好きに組み合わせるカスタマイズランドセルです。
組み合わせは1億通りを超え、世界に1つだけのランドセルが作れますよ!
- 本体色
- ステッチ(糸)カラー
- カブセ表デザイン
- カブセ鋲デザイン
- 刺繍デザイン
- 内装カラー
- 引手
- 前ひも・ふちカラー
- カブセ裏デザイン
- 背当てカラー
カスタマイズは、1か所につき料金が1,100円~5,500円プラスされていく仕組み。
こだわりがない部分は変更せず、ベーシックデザインのまま残せます。
好みがはっきりしている子や、とにかくおしゃれが大好きな子はbeccyu らしくで思い通りのデザインを作ってみましょう!
全モデル共通のランドセルカバーやレインカバーもある
Rikomonランドセルには、専用のランドセルカバーとレインカバーが用意されています。
商品 | 価格 |
---|---|
ランドセルカバー | 3,850円 |
レインカバー | 5,280円 |
ランドセルカバーは、縁取りがランドセルと同じ10色をラインナップ。
ランドセルのオシャレな雰囲気を損なわず、傷や劣化から守ります。
他で用意するとサイズが合わない可能性があるため、Rikomonランドセルでまとめて揃えるのがスマートです。
雨が強い日用に、レインカバーも用意しておけると安心ですね。
Rikomon(リコモン)のランドセルを購入できる場所は5通り
Rikomonランドセルが購入できる場所は、合計で5通りあります。
- 公式オンラインショップ
- 公式楽天市場店
- 百貨店のランドセル売り場
- 展示場・合同展示会
- 豊岡本店
インターネットから購入する場合、公式オンラインショップか公式楽天市場店のどちらかになります。
昨年は偽サイトの情報も上がっていたため、必ず公式サイトであることを確認してから利用しましょう。
実際に手に取ってランドセルを見たい人は、兵庫県豊岡市にある豊岡本店ならいち早く確認できます。
項目 | 詳細 |
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店舗名 | Rikomonランドセル豊岡本店 |
住所 | 兵庫県豊岡市九日市下町100-1 |
アクセス | 城崎温泉から車で約15分 |
営業時間 | 8時30分~17時30分 |
定休日 | 不定休 |
他のメーカーとも比べながら選びたい人は、百貨店のランドセル売り場や展示場・合同展示会をチェックしてください。
2025年度の販売店や展示会情報は公式SNSで確認
Rikomonランドセルによると、2025年度は昨年の倍以上の場所で見られるよう準備中とのこと。
詳細の発表はまだなので、実際に子どもに見てもらいたい人はLINEに登録して最新情報をこまめにチェックしましょう。
3月下旬頃には詳細が発表される予定です!
Rikomon(リコモン)のランドセルを購入できる時期と完売の目安
Rikomonランドセルの2025年度モデルを購入できる時期は、2024年度実績からおおまかに予想できます。
項目 | 詳細 |
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リュッセル | ブラック、ネイビー、キャメルなど人気カラーは6月に完売NINEは7月中に完売8月20日リュッセル受注受付終了 |
人工皮革ランドセル | 11月30日受注受付終了 |
リュッセルは、6月中には完売カラーが続出、7月にNINE完売と購入可能時期がやや短い傾向です。
希望の色を購入したいなら、ゴールデンウィークまでに購入を決めたいところですね。
人工皮革ランドセルはもう少し余裕があり、昨年は11月ごろまで購入できました。
2025年度Rikomonランドセルのカタログ請求数は、昨年の3倍と注目度が急上昇しています。
リュッセルシリーズを中心に昨年よりも早いペースで完売になる可能性もあるため、早めの行動が肝心です!
リュッセルを購入した理由
1位:軽さ
2位:サイドポケット
3位:デザイン