
「ランドセルといえば」で思い浮かべるブランド、セイバン。
天使のはねというと「聞いたことがある!」となる方も多いのではないでしょうか?
そんなセイバンのランドセルについて、ランドセルを選んでいるみなさんにもっと有益な情報をお届けできるよう、兵庫県にあるセイバンファクトリーショップ&ミュージアムに見学に行ってきました!
通常の見学では入れない工場の内部まで見学させてもらったので、かなり参考になる情報が盛り沢山です!
セイバンのランドセルを検討している方だけでなく、ランドセルがどのように作られているか興味がある方もぜひ読んでみてくださいね。
セイバン直営店は完全予約制です!
現在セイバンでは、全国すべての直営店で完全予約制を導入しています。
当日空きがあっても予約した方しか入店できないので、直営店に行きたい方は必ず事前に来店予約してください。
来店予約は公式サイトから簡単に行なえます。
セイバンファクトリーショップってなに?
セイバンのファクトリーショップとは、セイバンの工場に併設されている直営店のことです。
直営店の中でも新しい店舗でとても広く、ランドセルを見学しやすいんですよね。
ランドセルを背負って坂道を登ったり、階段を上り下りできたり、トンネルをくぐれたり、いろんな通学路を想定した体験ができます。
他の店舗はここまで広くないので、のびのびランドセルを選びたい方は、ファクトリーショップに行ける距離ならば絶対おすすめです。
セイバンファクトリーショップは居心地が良い空気と接客でランドセル選びができる
ファクトリーショップの見学中、数組のご家族がランドセルを見に来られていました。
現在は事前予約が必ず必要なのでお客さんの数が限られており、かなりのんびり広々とランドセルを見れていましたね。
接客はしつこすぎず、聞きたいところだけをしっかり応えてくれる感じでストレスには感じないと思います。
ランドセル選び時の口コミで「店員さんがつきっきりでゆっくり見れなかった」といったことも他のブランドで聞いていましたが、そういうのはなかったですね。
自分のペースでゆったりランドセル選びをしたい方も、居心地が良いスペースだなと感じました。
セイバンファクトリーショップで人気のアイテムは?
セイバンファクトリーショップで、ランドセルと一緒に購入されている人気のアイテムについても詳しく聞いてきました!
セイバンでランドセルと一緒に買われている付属アイテム1位はランドセルカバー。
ランドセルを汚れや傷から守れるので、男の子も女の子も追加購入うする方が多いです。
セイバンのランドセルカバーは暗いところで光ります。
防犯面でも機能性がぐんと上がるので、反射材が少なくて心配…という方にもおすすめです。
セイバンファクトリーショップでは、様々な色や柄のランドセルカバーを試すことができます。
ランドセルとの組み合わせや色が合うかなどもチェックできるので、個人的にありがたいなと思いました!
2番人気はサイドケースです。
ランドセルのサイドに取り付ける追加ポケットで、見た目的にはリコーダーを入れるケースみたいな感じ。
実際の用途としては、リコーダーだけでなく折りたたみ傘などを入れる子が多いようです。
ファクトリーショップスタッフさんのコメント
サイドケースはクラリーノ製で、カラーは全10色あります。
ランドセルの色に合わせて選んで頂くことになります。
赤いランドセルを欲しがっている男の子が、ランドセルは黒でサイドケースを赤にするなど、保護者の方との妥協点として購入される場合も多いです。
利便性が上がりますし、ランドセルの色の話し合いが平行線になったときにもご案内しています。
背当てパッドは、ランドセルの背当てにくっつけて使う快適グッズです。
夏のムレを軽減する素材で作っているので、夏頃に人気が高まります。
暑い地域の子などは入学するタイミングで買っておくのがおすすめだそうです。
ファクトリーショップスタッフさんのコメント
背当てパッドはムレの軽減だけでなく、背当てが汚れるのも防いでくれます。
制服の学校の子は、紺色や黒の制服が背中に擦れて汚れやすいんです。
そういう汚れも防いでくれるので、特に制服の学校の子におすすめしています。
セイバン2022年度新モデルを解説してもらいました!
せっかくセイバンの直営店に行ったということで、2022年度新モデルについて広報担当のHさんに詳しく解説していただきました!
気になっているモデルがある方はぜひ参考にしてくださいね。
モデルロイヤルクラシックは、セイバンのランドセルでも非常にシンプルなデザイン。
モデル自体は以前からあるものなんですが、2022年度からタブレット対応モデルが誕生!
タブレットを入れるクッションケースや、それをランドセルに固定するマグネットなどがついています。
セイバン広報担当Hさんのコメント
タブレット需要に合わせて、タブレット対応モデルを作りました。
「ランドセル タブレット」で検索する方が増えていたり、ランドセルを選ぶ条件にタブレットの持ち運びができるかどうかを組み込んでいる方もいます。
今年以降、かなり注目度が高まるモデルなんじゃないでしょうか。
タブレット対応モデルはまだそんなに普及されておらず、セイバンではこのモデルロイヤルクラシックのみです。
その他のブランドでも鞄工房山本が2モデルくらい対応していますが、それ以外はどのブランドもほぼ未対応。
利便性や機能面を重視する場合は、1度チェックしておきたいランドセルですね。
スゴ軽は、セイバンの中でも特に軽さに特化したモデルです。
1番下類モデルは990gで、だいたいのモデルが1,000前後に抑えられています。
セイバン広報担当Hさんのコメント
今までも特にお問い合わせが多かった、軽さに特化したランドセルです。
持ち手をナイロンにしたり、軽量化できるようキューブ型モデルにしたりと、セイバンの中でも「今までと違う」というランドセルになりました。
小柄な子や、軽さを重視したい男の子のご家庭に人気です。
軽量化できるよう持ち手はナイロンに皮革をかぶせる、スゴ軽ならではの形。
軽量化したことで耐久力が落ちないよう、補助プレートもついているので丈夫さは他のモデルと変わりません。
年々デザインが増えていて選択の幅が広がっているのも嬉しいポイントですね。
昨年まで「ワンパ」という名前のモデルだったものが、モデルチェンジして生まれ変わったのがスゴ強(タフ)です。
セイバン広報担当Hさんのコメント
ワンパは元々、「わんぱく」という言葉をもじったモデル名でした。
良い意味もありますが、わんぱくを悪い意味で使うこともあるので、あまり良くないなと。
今年からは機能面を引き継いだ「スゴ強」に生まれ変わりました。
デザイン面は「コレクションレーサー」に引き継がれています。
スゴ強には、ワンパの特徴であるシャトルロックやコーナーガードなどの特別な機能が搭載されています。
いずれも動き回りがちな男の子におすすめの、耐久性に特化した機能です。
デザインもシンプルでとても使いやすいので、昨年までワンパを検討していた方はスゴ強がおすすめです。
セイバンミュージアムでわかること
ファクトリーショップには、セイバンミュージアムも併設されています。
ミュージアムは、日本に伝わってきてから約130年の歴史があるランドセルについての博物館です。
セイバンの、ここまでに至る歴史なども見れるので結構面白いですよ!
ランドセルについてミュージアムで学ぶと、選んだランドセルへの愛着も湧きそうです。
セイバンが過去に作ったランドセルの展示や、色んなランドセルのコレクションなどもあって見ていてとても楽しかったです。
個人的にとてもわかりやすくて良いな、と思ったのが、背カンの比較展示です。
天使のはねパーツが入っているランドセルと入っていないランドセルがあり、それぞれ比較して背負うことができます。
天使のはねはねパーツの大切さや背負いやすさを実感できるので、セイバンミュージアムに行った際はぜひ体感してみてください!
セイバンのランドセル工場にお邪魔してきました!
今回のセイバンミュージアム見学で1番テンションが上ったのが工場見学です!
セイバンミュージアムでは工場を上から覗けるスペースがあって、ランドセルがどのようにできているかを見学できます。
これは上からの工場の写真。
本来は撮影禁止なのですが、特別の許可を頂いて撮影させてもらいました。
そしてなんと!
特別に工場の中も見学させていただけることに!
セイバンのランドセル工場について
Hさん「セイバンって大手メーカーというイメージもそうですし、販売数が多いので、すべて機械で作っているというイメージを持たれているんですよね。」
博士「そうですね…。大きな工場で全部機会が作っている、というイメージと言うか、量産していると言うか…。」
Hさん「量産できるように沢山の人を雇ってラインを整えているだけで、セイバンでもしっかり国内工場で、手作業でできるところは手作業をしているんです。そういうこだわっているところをしっかり知ってほしいなと思っています。」
博士「工場まで来れれば『こうなってるんだ!』とわかるんですが、なかなか知ってもらいにくいですよね。」
Hさん「そうなんです。なので、セイバンでもしっかり手作業で作っているというのをぜひ広めてほしいです。」
と、いうことで工場内もしっかり見学させてもらいました。
写真撮影は基本できなかったのですが、本当に多くの作業をしっかり人の手で行っているんですよね。
これくらいは機械でも…と感じてしまうところも、セイバンでは手作業で行っています。
最後に、写真撮影OKが出たのが仕上げのミシン。
セイバン広報担当Hさんのコメント
最後の仕上げミシンはとても力が必要な作業です。
すべての生地を縫い合わせる作業なので、工場の中でも力のある男性が担当することが多いですね。
この仕上げミシンはとても難しく、技術が必要です。
培った知識や技術を活かして、セイバンのランドセルを仕上げてくれています。
実際に縫い合わせているところを見学しましたが、とても大きなミシンの音で、「ガガガガ!」と力強く縫い合わされていました。
こうやってひとつひとつ手作業で仕上げられているところを見ると、「セイバンのランドセルは工場の量産品」とはとても言えないです。
気持ちや技術が込められた素晴らしいランドセルだということがわかりました。
セイバンファクトリーショップ&ミュージアムでランドセル選びをしよう!
セイバンファクトリーショップやミュージアムは、見学するだけで子どものランドセルへの意識もかなり変わる特別な空間です。
ファクトリーショップが近くにあって、行けそうな距離の方はぜひ行ってみることをおすすめします。
工場やミュージアムの見学はできませんが、全国の直営店に行ってみるのも良いでしょう。
ランドセルの実物や直営店の空気を感じることでランドセル選びがよりよいものになると思うので、ぜひ利用してみてくださいね!