シンプルなのに個性的でおしゃれなデザインが人気な鞄工房山本のランドセル。
牛革やコードバンなど、質感にこだわった本革ランドセルがメインのブランドですが、最近人工皮革のモデルが登場しました!
山本鞄で最も安く、5万円以下で購入できる「ピコ」。
名前だけでなくカジュアルなカラーやシンプルなデザインが可愛いモデルで、山本鞄の中でも人気が高まってきています。
とはいえ山本鞄は本革メインのランドセルブランドです。
山本鞄で人工皮革のランドセルを購入するメリットや、逆にデメリットになることを考えてみました。
ピコの購入を検討している方、山本鞄でどの素材のランドセルを選ぶべきか悩んでいる方は是非チェックしておきましょう◎
価格 | 49,900円 |
---|---|
素材 | 人工皮革 |
重さ | 1,240g |
カラーバリエーション | 黒、赤、モスグリーン、ローズピンク |
高学年でも背負いやすい!シンプルなのに高級感を感じさせる山本鞄ピコのデザイン
ピコは山本鞄ランドセルの中でも特にシンプルなデザインが特徴です。
山本鞄のランドセルはかぶせに施された太めのステッチが特徴的ですが、ピコは一般的なランドセルと同じように細めのステッチになっています。
これが山本鞄でよく見られる太めのステッチ。
これがピコのステッチです。
ランドセルのサイド部分は太いステッチを採用しているので、山本鞄の特徴を抑えつつ少し違った印象になりますよね。
ランドセル本体の色とステッチの色が違うので、他ブランドのシンプルな人工皮革モデルよりも垢抜けた印象があります。
ピコは全4色で、女の子向けの赤とローズピンクはかぶせのステッチがフリル型になっています。
さりげない工夫ですが可愛いですよね!
ピコは特殊なステッチ、ワッペンなどの装飾がないので、他のモデルと比べるとデザイン面での特別感はあまりありません。
しかし逆にシンプルであることにこだわりたい!という方にはおすすめのデザインです。
山本鞄ピコのメリットは?
ピコの特徴は「山本鞄なのに人工皮革モデルであること」が1番大きいと思います。
山本鞄の人工皮革ランドセルってどんなメリットがあるのか気になる方が多いですよね。
実際に弟のランドセルを選んだことがある経験者として(買ったのはフィットちゃんだけど)、ピコを選んだときのメリットをまとめました!
山本鞄は素材別に見ると牛革ランドセルが1番人気のようですが、最近人工皮革の人気も高まっているんです!
人工皮革は本革よりも軽いので、女の子や小柄な子でも背負いやすいのが魅力です。
山本鞄では牛革モデルが1,370gほど、コードバンモデルが約1,500gほどに対し、ピコは1,270g。
個人的には100g前後なら荷物を入れてしまえばあまり違いがわからない子も多いので気にしなくてもいいとは思いますが、「軽い!」と感じる子は多いです。
また、人工皮革は水や雪に強く、お手入れがしやすいこともメリット。
汚れが付いてしまったときは中性洗剤と水を混ぜて柔らかいタオルで拭き取ると簡単に落とせます。
牛革やコードバンではできないお手入れ方法ができるのは嬉しいですよね。
軽さやお手入れ面など、とにかく扱いやすいところがポイントです。
ピコは税込み49,900円で、なんと5万円を切るモデル!
人工皮革ランドセルは本革よりもかなり安く素材を揃えられるため、価格が非常に安くなります。
山本鞄なのに5万円で買えるランドセルって、なかなか画期的だなと思います。
山本鞄ならではのカジュアルさを感じさせるシンプルなランドセルが5万円!
予算を低く抑えつつ、山本鞄というブランド力あるランドセルがほしい方におすすめですね!
山本鞄ピコの知っておくべきデメリット
ピコは非常に魅力的なランドセルですが、必ずしもメリットだけではありません。
デメリットと言うか、人工皮革のランドセルを購入するときに知っておいてほしいことをまとめました。
人工皮革は軽くて扱いやすい代わりに、天然ものではないため、どうしても質感が劣ってしまいます。
本革は硬く、遠くから見ても圧倒的な高級感があります。
ピコは牛革にできるだけ質感を近付けた人工皮革を使用しているので、牛革っぽい高級感を演出してくれているのが魅力。
牛革っぽい質感があるのは山本鞄の人工皮革ならではなので、「人工皮革感がない素材」が良い方には非常におすすめのモデルです。
しかし、やっぱりよくよく見ると重厚感や質感が劣ってしまうんですよね。
質感や重厚感を重視したい方は、ピコではなく本革モデルの方が良いでしょう。
個人的にはこれが1番のデメリットかなって思います。
山本鞄は「コバ塗り」という伝統技法を使っていて、ランドセルのヘリに革をかぶせるのではなく、ニスを塗る処理方法をとっています。
このコバ塗りがランドセルをスマートに見せたり、大人っぽく見せたりしてくれるんです。
非常に特殊な手法なのでこの技術を使える職人が少なく、山本鞄と生田ランドセル以外ではほとんどコバ塗りを採用していません。
このコバ塗りが山本鞄最大の魅力!ってお伝えしてきていたんですが、ピコはコバ塗りじゃないんですよね。
特別な技術を使っていないからこそ価格を低く抑えられているんだとは思います。
コバ塗りに魅力を感じて山本鞄にした!って方もいるほどなので、コバ塗りがなくても良いか一度考えると良いと思います。
山本鞄のランドセルは機能にもこだわっていて、かつ牛革やコードバンの質感を生かしたおしゃれなデザインが魅力のランドセルです。
背カンが立ち上がり型じゃないなど他のモデルと比べると多少マイナスに感じてしまう方も多いですが、それを差し置いても「購入したい!」と思えるデザインや質感が良いんですよね。
しかし人工皮革となると、正直他のメーカー系ランドセルの方が機能的に明らかに優れています。
「人工皮革のランドセルを買うなら、山本鞄よりもこっちの方がいいかも」と感じることもあるんじゃないでしょうか。
もちろんどの機能を優先するか、機能よりもブランド力や高級感を優先するか、などで基準は変わってきます。
ただ、単純に「人工皮革で機能性がいいものにしたい」と思ったら山本鞄は外して考えることをおすすめしちゃいますね。
他ブランドの人工皮革ランドセルと比べて、それでも山本鞄のピコがいい!と感じた方は、全然購入して良いと思います!
少しでも気になる点があったり、悩む点があったら慎重に決めていけると良いですね。
山本鞄のピコを購入した方の口コミや評価は?
ピコは2021年度入学者向けモデルとして販売開始した、今年からの最新モデルです!
そのためまだ購入した方の口コミはありませんでした。
完売状況を見てみると、ローズピンク以外は10月下旬の段階で完売。
残りのローズピンクも残り僅かになっており、完売間近です。
今年発売ながらもしっかり人気を集めているので、来年からも注目する方が増えそう。
口コミが増えたらここでもまとめていくので、お楽しみにお待ち下さい!