ランドセルの羽倉の人工皮革ランドセル「はねかる」は買って後悔しないか?徹底解説!

ランドセルの羽倉は今年で3年目の新米ブランドです。

販売開始時は本革ランドセルのみのブランドでしたが、去年から人工皮革ランドセルが販売されるようになりました。

その名も「はねかる」!

「羽が生えたような軽やかさ」がコンセプトのはねかるは、軽くて扱いやすいランドセルです。

しかし、せっかく工房系ブランドのランドセルを買うなら本革のほうがいいのでは?と考えている方も多いのではないでしょうか?

はねかるは羽倉の中で唯一の人工皮革モデルで、機能性などを考えると牛革と人工皮革どちらにするか迷うポイントも多いでしょう。

羽倉のランドセルについて調べまくった私が「ぶっちゃけはねかるは買うべきか?」をいろんな視点から解説します!

羽倉のランドセルでモデルを迷っている方、機能性が高い人工皮革ランドセルを探している方はぜひチェックしくださいね!

ランドセルの羽倉 エイジングコードバン商品詳細

価格 53,900円
素材 耐性牛革
重さ 1,250g
カラーバリエーション ブラック×イエロー、ブラック×レッド、ブラック×ビビッドピンク、ネイビー×キャメル、ネイビー×ダークレッド、ネイビー×ラベンダー、チリーレッド、ラベンダー、イエロー、ライム、サックス

はねかるはおすすめできる人工皮革ランドセル!その3つの理由とは?

ランドセルの羽倉を始め、数ある工房系ブランドは基本本革ランドセルがメインです。

人工皮革のランドセルもありますが、はっきり言って「機能だけ見るとメーカー系のランドセルを買ったほうがいい」と感じるものもあります。
(※個人の意見です!)

そのブランドの特徴的なカラーリングだったり、デザインだったりを重視するならもちろんいいと思うんですが、機能面はどうしてもメーカー系のほうが優れていることが多いです。

セイバンやフィットちゃんのランドセルを見ていると、やっぱりどこよりも先を行く画期的な機能が搭載されている印象です。

なので、私は工房系の人工皮革ランドセルを紹介する時「まぁ機能的にはメーカーの方がいいと思うので~」って書くことが多いです。

それを踏まえた上ではねかるについてですが、結論を言ってしまうと個人的に超おすすめできる工房系人工皮革ランドセルと言えます!

もちろんちょっと気になるポイントもあるのでそのへんも後でご紹介しますが、まずはどうしてそんなにおすすめできるのか理由をお話します。

他ブランドにはないフルフラットなデザイン

はねかるを含んだ羽倉のランドセルは、かぶせに鋲がありません。

ランドセルの表面についているボタンみたいなやつが鋲なんですが、鋲は基本どのランドセルにもついています。

なぜついているかって言うと、鋲はかぶせに錠前ベルトを固定するための留め具の役割があるからです。

羽倉はその留め具である鋲を使わず、錠前ベルトをかぶせに固定する技術を生み出しました。

この技術は難しいようで、なかなかできなかったからこそ他のブランドは鋲つきランドセルが基本なんですね。

羽倉はこの技術で特許をとったので、かぶせが超シンプルでフルフラットなこのデザインは羽倉だけのものです。

かぶせに鋲がないだけでランドセルの印象がガラッと変わって、人工皮革のランドセルでも特別感や高級感を感じます。

はねかるは人工皮革モデルですがこのフルフラットデザインなので、おしゃれで洗練された印象を与えてくれるんです。

シンプルだけど絶対的な特別感があるのは羽倉のランドセルならではです。

メーカー系ブランドに引けを取らない機能性

私がはねかるをおすすめする大きな理由がこの機能面。

羽倉は後発ブランドなので、既存のランドセルブランドで課題として挙げられているポイントを最初からクリアするような形で開発されています。

  • 大容量だけど小柄でも背負いやすいサイズ感
  • 重すぎない
  • 豊富なカラバリ
  • 立ち上がり背カン採用で背負いやすい
  • 掃除しやすい素材の内装
  • 型くずれしにくい芯材

など、挙げたらキリがない!ってくらい様々な工夫が施されているんです。

私は実際に羽倉の展示会に参加して実物を見てきました。

どうにかして悪いところを探してやろうと(すみません)スタッフさんに色々質問してみたんですが、やっぱりなかなか欠点が見つからないんですよね。

素直にすごいと思いました。

展示会に参加した当時ははねかる販売開始前だったのですが、同様の工夫がはねかるに施されていると思うと「ほぼ文句なしの人工皮革ランドセル」と評価せざるを得ないですね。

機能についてはかなりこだわりポイントが多いので、気になる方は公式サイトをご覧ください!

また、カタログにも詳しく書かれています。

2022年度入学者向けカタログは既に予約開始しているので、こちらも無料で請求してみると良いと思います◎

質感が牛革に似ているコードレを採用!

はねかるは、コードレという人工皮革を採用しています。

コードレはもともとランドセル専用に開発されたわけではなく、靴やスポーツ用品などにも幅広く使われています。

スポーツ用品として活躍できる軽さと耐水性がコードレの魅力。

ランドセルは軽くて水や傷に強いことが求められる特別な鞄です。

コードレはクラリーノよりも革に張りがあるため傷がつきにくく、撥水性が高いと言われているんだとか。

我が家はクラリーノなので、クラリーノの優秀さは身にしみて分かっています。

もちろんクラリーノも優れていますが、それより良いかも?という理由で採用されているコードレはかなり期待値が高まりますね。

個人的にはコードレの見た目が牛革に似た質感であることも魅力だと感じています。

つやつやの人工皮革も良いですが、牛革っぽい質感を持った素材だとちょっと気分も上がりますね。

知っておきたいはねかるのデメリット

個人的にはねかるはおすすめしたい人工皮革ランドセル。

ですが、いいところばっかり!ってわけでもなく、もちろんいくつかデメリットや知っておくべきポイントもあります。

これも個人の意見になってしまいますが、購入前に一応チェックしておきましょう。

持ち手をつけるのに追加料金がかかる

はねかるだけでなく羽倉のランドセルすべてですが、羽倉では持ち手をつけようと思うと追加料金がかかります。

持ち手は非常に便利で、正直3,300円の追加料金を払ってでも付けることをおすすめしたいパーツです。

羽倉のランドセルはもともととても高額なランドセルではないので、3,300円追加したところでめっちゃ高額なランドセルになるというわけでもありません。

ただ、他のメーカー系ブランドだと、そもそも持ち手は標準機能で追加料金を払う必要がないんです。

6万円以下でも持ち手がついていて機能的に優れている人工皮革のランドセルは多いです。

ここが気になる方は、一度他のブランドと比較して考えてみると良いですね。

人工皮革はカラバリが少ない

普通だったら逆なんですけれどね。笑

羽倉は耐性牛革スタンダードのカラバリが全17色で、業界でもトップレベル。

羽倉のランドセルはカラフルなのが特徴なので、豊富なカラバリを期待している方がほとんどだと思います。

耐性牛革スタンダードに対し、はねかるは全11色。

全然カラーは豊富だと思いますが、耐性牛革スタンダードにあるようなちょっと特殊なカラーは少ない印象です。

イエローやライムなどのカラーは可愛いのでめっちゃおすすめ。

でも、ダークレッドやダークオレンジ、グレーなどはラインナップにありません。

はねかるは2021年度入学者向けモデルでカラバリが増えました。

今後またカラバリが増えるかもしれないので期待したいですね。

はねかるを購入した方の口コミを参考にしよう!

年中のときにショールームの前を通りがかり、下見して気に入ったランドセルを後日注文しました。好みが変わってしまわないか心配でしたが、入学準備のときも喜んでいて安心でした。

はねかるは昨年からの販売のため、まだ口コミは多くありませんでした。

牛革メインの工房なので、そもそも生産数が少ないのかもしれませんね。

はねかるについての口コミは、SNSなどでランドセル貸し出しサービスを利用した方の口コミをチェックできます。

購入したわけではないですが、実物に触れたことがある方のリアルな声です。

気になる方はそちらもぜひチェックしてくださいね!