2017年から販売が始まったルーキーブランド「ランドセルの羽倉」。
羽倉のランドセルは本革メインなのにカラバリが豊富!と、販売開始当初から話題になっていました。
羽倉のラインナップで最もカラバリが多いのは、「耐性牛革スタンダード」です。
カラバリ豊富、シンプルで使いやすい、機能面が充実している、購入しやすい価格帯…と個人的におすすめポイントしかない羽倉の耐性牛革スタンダード。
マイナスポイントを探すほうが難しいとさえ感じる羽倉の耐性牛革スタンダードについて、ランドセル選びを経験した私が詳しく解説します!
展示会に行ったときに感じたことや撮影した写真も合わせて紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね!
価格 | 59,400円 |
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素材 | 耐性牛革 |
重さ | 1,310g |
カラーバリエーション | ブラック、ネイビー、ダークレッド、レッド、チェリーレッド、ダークグレー、ディープパープル、ラベンダー、パステルピンク、サックス、コバルトブルー、キャメル、ダークオレンジ、オレンジ、イエロー、ダークグリーン、ミントグリーン |
シンプルだからこそ映えるカラー!耐性牛革スタンダードの特徴
耐性牛革スタンダードは、羽倉の定番モデルです。
羽倉ランドセルの特徴といえば、ランドセルのかぶせに鋲がないこと!
ランドセルのかぶせについているボタンみたいな鋲は、かぶせにくっついているランドセルを止めるための錠前ベルトを固定する役割を持っています。
羽倉はその留め具なしでベルトをかぶせに固定する技術を編み出し、特許を取りました。
鋲のデザインで個性を出しているランドセルもあるので、もちろん鋲ってパーツ自体は悪いものではないです。
でも、鋲がないスーパフラットなランドセルはとてもスタイリッシュでおしゃれですよね!
耐性牛革スタンダードは、余計なデザインが一切ない、機能とカラーバリエーションで勝負しているモデルです。
耐性牛革スタンダードのカラバリはなんと、驚異の全17色!
人工皮革と違い、牛革やコードバンは色を染めにくいため、カラバリを増やしたくても技術的にもコスト的にも簡単にできることではありません。
(特にコードバンは牛革より染めにくいです。)
羽倉が生まれるまで、「牛革でカラバリが豊富かつおしゃれなのは土屋鞄」と有名でした。
他のブランドでは表現できない牛革のカラフルなランドセルは、土屋鞄一強だったと思います。
そこに台頭してきたのが羽倉の耐性牛革スタンダードですね。
土屋鞄のプレミアムカラーは淡い色が多く、ふんわりとした雰囲気のランドセルです。
それに対し羽倉ははっきりとした鮮やかな色が多いことが特徴です。
そして、土屋鞄のプレミアムカラー全10色に対し、羽倉は全17色展開で選択肢が広がっています。
正直、「その色は派手すぎないか」「珍しい色なので浮いてしまうのでは」と思ってしまうような色もありました。
でもここで思い出してほしいのが、羽倉の超シンプルなスーパーフラットデザイン。
余計な装飾が一切なく、どのランドセルよりもシンプルなデザインだからこそ、17色どの色をとっても違和感を感じないんですよね。
これは展示会に行ったときに、知り合いのお子さんがランドセルを背負ってみた写真です。
パステルピンクもホワイトも単体で見ると結構目立ってしまうような印象を受けますが、背負うとあまりにも自然に馴染むんです。
「その色背負うの?」と不安気味だった我々保護者陣も、「あれ?案外いい色じゃん」と感じるんです。
これが耐性牛革スタンダードのすごいところで、だからこそどの色も人気なんだなと納得できます。
耐性牛革スタンダードのナチュラルさは、実物を見に行けばすぐに実感できると思います。
購入を迷っている方は、できれば一度店舗や展示会に行ってみることをおすすめします!
展示会などに行けないって方も、「思っているよりも派手じゃないし、子どもに馴染む色だよ」っていうのを頭に入れて選んでほしいなと思います◎
博士がおすすめする耐性牛革スタンダードの注目カラー!
17色もあると逆に色が絞れない!って方も多いんじゃないでしょうか?
他のブランドのランドセルとも比較して、羽倉ならではの「この色はぜひチェックして欲しい!」と私が感じた色をいくつか紹介します◎
グレーのランドセルって実はありそうでないカラー。
黒が主流で今でも非常に人気が高いので、黒に似た違う色を出す必要がないのかな?と思ったり(これは私の予想です。笑)
でもグレーのランドセルって本当に、めちゃくちゃおしゃれなんですよ!
黒やネイビーは重厚感があって、ランドセルのツヤ感や特別感がとても似合います。
そこから少し色を薄くしたグレーは、黒よりも軽い印象で、カジュアルに見えます。
色自体が珍しいので「他の子とは違う」って特別感もあるんですよ。
それでも決して派手じゃなくて、「さりげなくおしゃれな子」って印象を受けます。
同じようにグレーのランドセルがあるのは土屋鞄ですが、土屋のグレーはもう少し薄めです。
ダークレッドはもう「おしゃれ」の一言に尽きます。
通常の赤色より彩度が低く、とても大人っぽい印象のランドセルです。
「ランドセルといえば」で想像する普通の赤色も可愛くて良いんですが、オーソドックスな色ではなくちょっと特別感のある色にしたい子におすすめですね。
暗めの赤色はどんな服装にも合わせやすくて、高学年になってもとても扱いやすいと思います。
個人的に良いなーって思うのが、赤いランドセルを希望している男の子でも背負いやすい色ってところです。
戦隊モノのレッドとかに憧れて、赤色のランドセルを欲しがる子は一定数います。
ランドセルの色はどんどん多様化していますが、やはりまだ「男の子が赤色のランドセルは…」っていう空気感が拭いきれていないのは事実です。
羽倉のダークレッドみたいに、男の子でも使いやすい赤系のランドセルはとても需要が高いんじゃないかなと思います!
この色はもう天才ですね。
このカラーを採用しよう!と決めた羽倉の担当者の方にボーナスを出したほうがいいレベルで素敵な色だと思います。
オレンジは羽倉以外にもいくつかのブランドで見かける色で、私も弟の学校でオレンジのランドセルを背負っている子を見かけました。
珍しいながらもじわじわと人気を伸ばしているカラーです。
羽倉にもあるんですが、通常のオレンジは明るくて結構目立ちます。
ポップで可愛いカラーなんですが、「ちょっと派手すぎるかも…」と感じる方も少なくないようです。
羽倉のダークオレンジは、オレンジ色のカジュアルさと高学年でも使いやすいような大人っぽさを両立させたカラー!
「え、オレンジ?」って不安に思った方でも、このダークオレンジならいいかも!って感じるんじゃないでしょうか?
おしゃれで個性的で高学年でも使いやすい、本当におすすめのカラーです。
耐性牛革スタンダードは機能的にも優れているからおすすめ!
私個人の意見ですが、羽倉のランドセルの欠点はシンプルすぎることくらいかな~って思うくらい、機能的なデメリットが少ないと思っています。
ランドセルを選ぶのに重要な背負いやすさについては、立ち上がり型背カンを採用しています。
身体にフィットしやすいS字のベルトと、重さの重心を引き上げてくれる立ち上がり型背カンが子どもへの負担を減らします。
肩ベルトが左右別々に動くので、やんちゃな男の子でも安心ですね。
私が画期的だな!と感じたのは内装の工夫です。
ランドセルの内装はランドセルの中で1番汚れやすく、しっかりお手入れしないと真っ黒になってしまいます。
軽い掃除だけでは落としきれないほど汚れることもあり(鉛筆などの汚れです;;)、内装のお手入れのしやすさは結構重要。
羽倉の内装はお手入れがしやすいよう、耐加水分解性ポリウレタンを採用しています。
水拭きでのお手入れが可能なので、かなり汚れを落としやすいです。
それ以外にも耐性牛革スタンダードはいろんな工夫がなされています。
羽倉の機能面について詳しく知りたい方は、公式サイトか「羽倉(HAKURA)ランドセルで失敗しないために知っておくべきことまとめ!特徴や口コミ紹介」を参考にしてください!
耐性牛革スタンダードを購入した方のリアルな口コミを参考にしよう!
耐性牛革スタンダードは羽倉のメインモデルってこともあり、口コミの数はかなり多いです。
SNSなどでもリアルな口コミが見れるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
口コミの内容は「上品できれい」「色に一目惚れした」「羽倉が希望の色を出してくれた」と、カラバリや見た目の美しさについての口コミが多かったです。
実物を見たことがある方の口コミはかなり参考にできますよね。
機能面では「軽いから小柄でも使いやすい」という内容が多かったです。
ランドセルが軽くて背負いやすいのは、ランドセル選びでも重要なポイント。
機能面のプラスな口コミは安心できます。
耐性牛革スタンダードは今年からの名称で、去年までは「エイジング総牛革」みたいな名前でした。
何年か前の口コミを知りたい方は、旧モデル名で検索してみても良いと思います!